越中八尾の「おわら風の盆」(9月1日〜3日)
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飛騨の山々が描く稜線から富山平野へと辿るその途中に、細長く広がる坂の町・八尾では、二百十日の初秋の風が吹く頃「おわら風の盆」の幕開けを迎える。
毎年9月1日から3日にかけて行われるこの「おわら風の盆」は、今も昔も多くの人々を魅了してやまない。
そろいの浴衣に、編み笠の間から僅かに顔を覗かせたその姿は、実に幻想的で優美である。山々が紅く燃える夕暮れを過ぎると、家並みに沿って並ぶぼんぼりに淡い灯がともる。
哀愁を帯びた胡弓の音色に合わせて、石畳の坂の町を唄い踊りながら行く街流しは、見る者を魅了し引き付けずにはおかない不思議な魅力がある。