ツーリング・レポート

NO.009

「人生楽しめよっ!〜伊豆半島EXPEDITION〜」
2002年5月3日(金)〜5月6日(月)

2002年5月3日、戸田沖にて。
左からタッキー、おどん、やこちゃん、福田さん、いくみちゃん、村田親分、ゆみちん、功さん、リナちゃん。

〜プロローグ〜

 5/3〜5/6にかけて、西伊豆コースタルカヤックス(以下NCK)主催の伊豆半島エクスペディションが行われた。今年で4回目となるこのツアーに初めて参加した。
 このツアーは、参加者が自分の装備と食料をすべて自分でカヤックに積み込み、テントの設営から食事の用意まですべて自ら行うツアーである。
 NCKのスタッフ2名が同行するが、基本的にはルートの指示と海上気象などの状況判断を行うのみである。
 家族を残して一人での参加だったが、年明けから「今年はGWのエクスペディションに参加させてー!」と嫁さんにはお願いしていた。その代わり、秋の沖縄ツアーには嫁さん一人で参加してもよい、という交換条件で、無事参加できたのであった。
 5/3出発とは言っても、その日の朝6時に出発準備を始め9時までには出艇する、というスケジュールである。これに間に合うよう、当日朝に西伊豆松崎町に向かうのはちょっとつらい。しかもGW後半初日のため、高速道路の渋滞も予想される。そこで前日に有給休暇をとって装備や食料などを準備し、夕方から松崎へと向かった。
 松崎に午後7時30分頃到着。参加者は全員前日から松崎に集合することになっていた。すでにおどんと福田さんが店に着いていた。おどんはこの日の朝から松崎入りしていて、気合充分である。おどんは同じ職場で働いているタッキーといっしょの参加だ。タッキーは今朝からの長距離運転の疲れか、車の中で仮眠中だった。
 ここで今回の参加メンバーを紹介しておこう。

【1:名前 2:パドリング歴 3:プロフィール 4:特技 5:使用艇】

1:村田親分 2:8年  3:NCK代表。今回のツアーのガイド。1997〜1998年にかけてシーカヤックによる日本縦断を成し遂げる。 4:伊豆半島イチのほら吹き男と呼ばれる。彼の大ぼらによるガイドを今だに信じているお客さんは多い。 5:ニンバス ソランダーSS

1:功さん 2:約8年 3:NCKインストラクター&ツアーガイド。村田親分と共に、今回のツアーガイド担当。2000年夏、バンクーバーからジュノーまでのカナダ、アラスカ沿岸部をシーカヤックで単独縦断に成功。 4:サバイバルテクニックから歴史まで、その知識等博覧強記。NCKイチの酒豪と呼ばれていたが、昨年暮、御美和子様にその座を奪われる。 5:ヴァリー アヴォセット

1:おどん 2:10年以上 3:シーカヤッカーとしての経歴は、今回参加メンバーの中でいちばん。数々の逸話を持つ、NCKにはなくてはならない常連カヤッカー。 4:人生哲学を語ること。尋常でなく酔っぱらうこと。 5:ヴァリー ピンテール

1:タッキー 2:約4年。加計呂麻シーカヤックマラソンの参加経験あり。 3:おどんと職場が同じで、彼にシーカヤックの世界へ引きずり込まれる。 4:嫁さん攻略(今回のツアーに参加するため、毎日のように,寝ている嫁さんの耳元で「GWは伊豆にいってきま〜す」とささやき続ける。嫁さんの点数稼ぎのため外食したり、プレゼント買ってあげたときは必ず、「伊豆にいっていい?」とおねだりする。さらに嫁さんの実家に行った時、お袋さんに「今度伊豆にキャンプに行くんです」って外堀から埋めたりして、こつこつと準備してきた.) 5:カヌースポーツ レイダーX

1:福田さん 2:1年半 3:自称「リーマン・パッカー」(サラリーマンのバックパッカー)。すきを見つけては1〜2週間程度の海外貧乏旅行している。特にアジアは得意で、15カ国くらいを旅している 4:安宿に泊まったり、ローカルな交通手段で移動すること。  5:フェザークラフト カフナ

1:ゆみちん 2:3年 3:自称道具フェチ。3年目にして既にシーカヤック3艇を所有。 4:スキー(インストラクター)、MTB(海外ツーリング経験あり)と非常に行動力があります。 5:ウォーターフィールドスポーツ バランスタッチ

1:いくみちゃん 2:約1年 3:カナダに長年留学していて英語は得意だが、日本の生活習慣には疎い。 4:弱音を吐くこと  5:ヴァリー アヴォセット

1:やこちゃん 2:10ヶ月 3:“おもいっきり”遊びたかったので今回のツアーに参加。しかし・・・!? 4:リナちゃんを怒らせること  5:クオリティカヤックス ペンギン

1:リナちゃん 2:初めて乗ったのは4年半前。昨夏から気合を入れて始める。 3:自立への第一歩として今回のEXPEDITIONへ参加。でも実は昨年9月に、NCKセールス部長おどんより「GWのツアーはいいよぉ〜」と笑顔で口説かれたのがきっかけ? 4:「適当な」向かい風に向かって漕ぐこと。功さんとの東北弁よっぱらいトーク。バイオリン弾きカヤッカーを目指して特訓中!! 5:ネッキーカヤックス トルナック(通称ズナック)

1:ヒロクマ 2:13年。シーカヤックは5年目。 3:このWEBサイトの運営者。最近では御美和子様の旦那として知られることのほうが多い。 4:さりげない毒舌。 5:カレントデザインズ ソルスティスGTS

 店内でみんなと話をしていると、やこちゃんが大きなカバンを下げて、疲れきった表情で店に入ってきた。聞けば、下田まで伊豆急で来て、そこからバスに乗り松崎に着いたのだが、普段は車で来ることが多く、バス停から店までの道順がよく分からなかったらしい。そのため、重い荷物を持ったまま大きく遠回りしてしまったんだそうだ。お疲れさん。
 やがていくみちゃんもやって来た。これで参加メンバー8人のうち6人がそろった。
 残る2人のうち、リナちゃんは23:35分蓮台寺着の伊豆急でやってくる。もう一人のゆみちんは仕事が終わってから自分の車で来るので、到着は真夜中になるそうだ。
 今夜中にやっておかなければならいのは、各自の装備のパッキングと、カヤックを出発地点まで運んでおくこと。明日は北東の風が吹くそうなので、西側の戸田村から出発することになった。
 松崎から戸田までは車で往復すると約2時間弱。この仕事はスタッフとおどん・タッキーコンビが引き受けた。私とやこちゃんは蓮台寺までリナちゃんを迎えに行くことになった。
 迎えにいくまでにはまだ時間があるので、やこちゃんと店の近所にある松翠へ晩御飯を食べにいく。昨日リニューアルオープンしたばかりということで、店内はにぎわっていた。かろうじてカウンターに二人分の席が空いていた。私は天丼、やこちゃんは親子丼を注文する。ビールも頼みたかったのだが、この後リナちゃんのお迎えという大事な仕事が待っているので、ぐっとこらえる。
 食事を終えて店に戻ると、カヤック搬送組みは出発していた。リナちゃんを迎えにいくまでにはまだ時間があるので、装備の確認などをする。
 午後11時近くになったので、蓮台寺へ向けて出発する。約30分で到着。駅員が一人だけの小さな駅。この時間だと結構冷える。リナちゃんは大きなザックを背負って列車から降りてきた。この日のために新たに新調したんだそうだ。彼女も気合充分である。
 お店に戻っても、カヤック搬送組はまだ戻っていなかった。私はお役終了ということで、ようやくビールにありつけた。やっぱり仕事の後のビールはうめ〜や!
 12時30分頃にカヤック搬送組が戻ってきた。スタッフの功さんはカヤックの見張りのため、今夜は戸田で野宿である。
 搬送組は晩飯がまだだったので、松翠から届けてもらっていた店屋物をおいしそうに食べていた。
 そうこうするうちに時間は午前1時を過ぎる。ゆみちんがまだ着いていなかったが、さっき電話があり、あと1時間ほどで着くという。今夜は車の中で仮眠するということだった
 明日は5時半起きなので、各自マットとシュラフを店内に広げ、眠りに入る。こういう合宿スタイルってひさしぶりで楽しいなあ。

 

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