ウィメンズクリニック神野

ご挨拶

私は体外受精・顕微授精が大好きです。1983年に体外受精を初めて学んで以来32年間,そのすばらしい有効性と科学的・合理的な特性に絶えず魅了され,臨床と研究に邁進して参りました。気が付くと,約7500人の体外受精・顕微授精を行っておりました。好きこそものの上手なりで,32年前2%の妊娠率であったのが,今では33歳以下なら75%の妊娠率を達成しております。外来で何年も妊娠できない不妊患者さんが,たった一回の体外受精で妊娠してしまうのには,今でも感嘆の念を禁じ得ません。
最初の10年間は妊娠率の向上に夢中でした。ここ22年間は,卵が育たないpoor responder,なぜか不成功を反復する方など,難治症例の妊娠に燃えております。努力のかいあり、46歳以上の方でも妊娠できるようになりました。

ウィメンズクリニック神野でこのように最高の体外受精・顕微授精が可能なわけは,患者さん一人一人に合わせたオーダーメードの排卵誘発法,完璧な技術,そして何より,スタッフ一同の妊娠達成に対するあふれる情熱とたゆまぬ向上心のためと考えます。重要な点は、“卵と胚を育てるお母さんが幸福で心底安心しているときに妊娠は訪れる”ということです。ウィメンズクリニック神野は,最高の科学的な臨床を行いつつ,アットホームで楽しく過ごせるクリニックを常に目指しております。

2015年4月 院長 神野正雄

院長略歴

昭和55年 慶應義塾大学医学部卒業,同産婦人科入局
昭和58年 慶應義塾大学大学院入学,体外受精を開始
同年 京都大学農学部に国内留学,体外受精の基礎を学ぶ
昭和59年~61年 荻窪病院産婦人科に出向,体外受精に従事
昭和60年 日本最初の体外受精による双胎妊娠に成功
昭和61年~63年 米国Eastern Virginia Medical Schoolに留学,卵成熟の研究
昭和63年~平成3年 慶應義塾大学病院で体外受精に従事
平成1年 慶應義塾大学大学院卒業,同産婦人科助手
平成2年 Charles Thibault Honorary Lectureship賞を受賞 (卵体外成熟)
平成3年 杏林大学医学部産婦人科助手,同大学の体外受精を開設
平成4年 杏林大学医学部産婦人科講師
平成5年 顕微授精を開始,妊娠に成功
平成9年 無精子症に精巣精子採取術 (TESE)を開始,妊娠に成功
平成10年 世界体外受精会議記念賞を受賞 (子宮内膜組織血流量による子宮内膜着床能力の評価)
平成11年 杏林大学医学部産婦人科助教授
平成14年 ウィメンズクリニック神野開院,副院長を兼任
平成16年 杏林大学医学部退職,ウィメンズクリニック神野院長就任
平成23年 世界体外受精会議記念賞 受賞 (卵巣機能障害に対する新しい治療戦略 〜終末糖化産物 <AGE> の重要性 〜)