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拝啓
神野先生、師長さま、スタッフの皆さま
お忙しい毎日と存じますが、つつがなくお過ごしでいらっしゃいますか?
去年無事女の子を出産しました。
心の優しい娘に育つよう願っています。もうじき3ヶ月を迎えようとしていますが、元気に肥え育っています。先生、スタッフの皆さんのおかげと心より感謝しております。本当に本当にありがとうございました。
神野先生のクリニックを訪ねる前、私は他院に通院していました。2回採卵するも1回目は受精せず、2回目は採卵すらできず挙句の果てに担当医から言われた言葉は「あなたの卵子は腐ってる」でした。
治療の方法はなく、いい卵子が採れるまで採卵し続けるしかないとの事。「腐ってる」というあまりの言葉に呆然、質問するのも忘れてフラフラと診察室を出たことを覚えています。
冷静さが戻るにつれ、こんなところに二度と来るものか!と怒りがこみあげてきました。一方で、当時はこの大きな病院が最高だと思っておりましたのでそこでダメだった私は、もう子供は一生できないんだと涙が止まりませんでした。
そんなときです。神野先生の存在を知ったのは。
私の治療歴を聞いてくださった先生は開口一番「大丈夫、作ってあげられると思うよ」とおっしゃいました。地獄に仏とは、まさにこのことです。
ひょっとしたら妊娠できるかもしれない・・・!
それからは先生のご指導通り毎日1時間、せっせと歩くようになりました。通院中は、師長をはじめスタッフの皆さんが私達をリラックスさせよう、元気付けようと、心をくだいてくださっているのを感じ、いつも本当にありがたく思っておりました。
仕事をしながらの通院は正直、時間のやりくりが大変でしたが、皆さんが一生懸命治療にあたっている姿に励まされながら通いました。そして先生のおっしゃった通り、何年も妊娠できなかった私が、たった1回の体外受精で妊娠できたのです。
治療をやめなくて本当によかったです。十人患者が居れば十人とも治療は違うはずです。私に必要な治療を的確に行ってくださる神野先生と出会えたことは、本当に幸運なことでした。
バンザイをして眠るわが子を見るにつけ、いとおしさで胸がいっぱいになります。そして平和な時代に平和な国で子供を産み育てることができる幸せを考えます。
双方の両親にとっても初孫で、娘のいるところ皆が笑顔になります。今まで桜の季節を迎えるたび、来年こそわが子と一緒に、と願いながら何年も叶わずにいました。やっと今年、それが叶います。
子供は諦めていた私ですが、今ではこの子に兄弟をつくってやりたいと思っています。
二人目も先生にお世話になりたいと思っておりますので、その節はどうぞよろしくお願いいたします。
敬具
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