GM-F: では、始めますね。とりあえずは前回と同じ「跳ねるウサギ亭」から
エル: 略して「跳ねウサ亭」
GM-F: ベンさんはどうしますかね?
ベン: 職探しですね。 跳ねウサに行きます
GM-F: じゃ、跳ねウサ亭にいるのはマスターと、ウェイトレスのミネアちゃんと・・・エルさんは?
エル: いますよ。神殿とここしか行くところがない
GM-F: じゃあ、そして、近寄りがたいオーラを発しながら酒を飲んでいる冒険者風の女性(笑
ベン: わあ。じゃあ、危険そうな女性を避けてカウンターへ向かいます
GM-F: ミネアちゃんは「いらっしゃいませー」ってにこやかに迎えてくれます
ベン: 「あっちの人(エル)、なんか強そうだねえ」
GM-F: 「大丈夫ですよ。雰囲気ほど危険な人じゃないですから」って
エル: 近づくと斬られそう?
GM-F: いや、貴方のことですよ<近寄りがたい>エル
エル: 分かってますよ。痛いくらい(苦笑
ベン: 「おやじさん、俺向きの仕事ない?」>マスター
GM-F: マスターの方は「新しい顔だね。今は特に仕事はないが・・・」と
ベン: 「そうか・・・。俺はベン、一通りのことは出来る自信があるからいい仕事あったら頼むよ」で、エールを注文
GM-F: じゃあ、ミネアちゃんがエールを持ってくるついでに色々話しかけてきます。「何処から来たの?」とか
ベン: キャバクラみたいだな(笑「あちこちの街を回ってるんだ」と答える
GM-F: 「ふーん、この町は初めて?」とか。適当に盛り上がってるということで(笑
エル: こちらは黙って飲んでいる。多分、会話は聞いていない
GM-F: 近寄りがたいオーラを出しながらジョッキをあおるんですか?客が引きそうだなあ。店の経営に響いたりして
エル: 近寄りがたいオーラ言ったのはマスターですが
GM-F: いや、発言はありましたよ、前回。神殿で斧を振り回してるって。そんなオーラ出しながら(笑
ベン: いやな神官だなあ(笑
エル: マイリーの神殿は、そういう所だ
GM-F: (ホントかよ)じゃあ、そんな感じでエルさんが黙々と、ベンさんがミネアちゃんと、それぞれ飲んでいると


GM-F: では、しばらくすると、「跳ねウサ亭」の扉が開いて、新しい客が入って来ました
エル: ちらりとも見ない
GM-F: 見なさいよ。入ってきたのは若い人間の男ですね。パッと見、線の細い感じの
ベン: 普通に見てます
エル: 見てて(苦笑
GM-F: で、やっぱり「いらっしゃいませー」と言ったミネアちゃんにちょっと挨拶を返すと、店内を見回して・・・
エル: ・・・やな予感。ジョッキを置こう
GM-F: エルさんの方に近づいて来ます(笑
エル: 5メートル以内に近寄ったら、立てかけてある斧を手にして振り向こう。さすがに刃までは出さないが
GM-F: 斧に、ちとビビリながらも、エルさんの目の前までやって来ました
エル: 「何か、用か?」といってから相手をよく見よう
GM-F: 「あの・・・、冒険者の方、ですよね?」
エル: 「見ての通りだ」
GM-F: 「その、実は、仕事をお願いしたいのですが・・・」
エル: 「話してみるといい。」
GM-F: 「え、あ、受けていただけますか?」
エル: 「中身による。聞く前から受けるかどうかなど決められない。」
GM-F: 「はっ、それもそうですね!では、詳しくお話いたしますので」・・・と、ベンさんはどうしてます?
ベン: 興味深そうに聞いてます。必要なら聞き耳も立てます
GM-F: では、すいませんがしばらく聞き耳を立てていて下さい(笑「僕の名前は、ロイ・ストールと言います」
エル: 「エルティン=ブラッドウィンドだ」
GM-F: 「そうですか。あの、エルさん、とお呼びして、いいですか?」
エル: 「そう呼んでもらってかまわない」
GM-F: 「はい。実は、僕の両親は、エルさんと同じ、冒険者でした」
エル: そうか
GM-F: 「パーティを組んで冒険をしている内に、互いに愛し合うようになったそうです。僕が生まれてからは、冒険は止めてしまったんですが」
エル: ふむふむ
GM-F: 「幼い頃から僕は、両親の冒険談を聞かされながら育ってきました。それでこの間、成人の日を迎えたんですが、その日に・・・」
エル: 成人の日に?
GM-F: 「両親が『お前も一人前になった。もう一人でもやっていけるだろうから、私達は冒険者に戻る』と言って出て行ってしまったんです(笑」
エル: 「・・・おい、それは笑い事なのか?」
GM-F: 「ま、家とか財産とかは置いていってくれたんで、生活はやっていけるんですがね」
ベン: 笑いをこらえながら聞き耳立ててます


GM-F: 「思い出話をしている時の両親は、とても楽しそうでした。冒険者に戻れて二人も幸せでしょうから、その事はいいんです」
エル: まさか、なるつもりか?こいつ・・・
GM-F: 「で、一人残されて、僕は考えたんです。両親があんなに楽しそうに話してくれた冒険。それを僕も体験してみたいって」(笑
エル: やっぱり・・・
GM-F: 「繰り返し聞かされた思い出話によって、僕は、いつしか冒険に対するあこがれを抱いていました。だから・・・」
エル: 「冒険がただ楽しいだけのものだと思ってはいないだろうな?自分の生死がかかった緊迫したものだぞ。軽い気持ちでできるものではない」
GM-F: 「それは、もちろん両親からも聞いています。でも、僕は、それでも冒険者になりたい!なろうと決めたんです!」
エル: 「・・・そうか。覚悟があるのかどうかはわからないが、好奇心は一番大切なものだ」
GM-F: 「そして、最初の冒険として、若い頃の両親の足跡をたどってみよう、と思いました。それで、頼みたい仕事、というのはですね・・・
エル: 「その足跡たどりの護衛をしろ、と?」
GM-F: その通りです(笑 「ここに両親の残していった遺跡の地図があります。何でも2人にとって忘れられない場所、だそうです。何度も聞かされました」
エル: 素人背負って遺跡か、なかなか厳しいな。「冒険をする上で役に立つ能力はあるか?覚悟があっても能力がなければ死にに行く様なものだ」
GM-F: 「父からの話や、残していってくれた書物で一通りの知識は学んだつもりです。元々読書は好きでしたし。それに母が残してくれた武具もあります」
エル: ファイターとセージかな?
GM-F: 「それに、遺跡と言っても既に枯れたものだそうです。お宝も期待できませんが、危険もそれ程はないかと」
エル: そうだな、もう荒らされていてそれほどの危険もないだろうが・・・
ベン: いつのまにか二人の後ろに立っていよう
エル: 「しかし私一人では荷が重い。おい、後ろに立っている者。協力してはくれないか。話は聞いていたはずだ」
ベン: 「流石だなあ。気づいてたのか」
GM-F: 「え、あれ、いつの間に?」慌てるロイ君
エル: 「気がつくように動いていたのだろう?」
ベン: 「ずっと聞かせてもらってたんだけど面白い話だったよ。いいね、俺もその遺跡を見てみたいよ」
エル: 「よし、それでは依頼を受けよう」
GM-F: 「はあ、確かに護衛の人数は多い方がいいですが。でも、聞いていたなら分かっていらっしゃるとは思いますが、報酬以上の見返りは無い、と思いますよ?」
ベン: 「いいさ。俺も好奇心が強い方でね。今は金にも困ってるわけじゃないしね」
GM-F: 「じゃあ、お二人にお願いします。ええと、貴方のお名前は?」
ベン: 「ベン・Kだ。ベンって呼んでくれ。君らはロイとエル、でいいんだよな?」
エル: 「それでいい」
ベン: 「よろしくな。あんたの強さにも興味があるよ」
エル: 「今はまだまだだ。これからもっと強くなってみせる」
GM-F: 「では報酬の方は・・・」というわけでお金のお話へ
エル: 報酬か。ください。たくさん(苦笑
GM-F: 件の遺跡までは片道4日ほど。距離的にはそれ程でもないが、山の中を行きますんで。例によって道中の食料はロイ君が負担してくれます
エル: 往復8日か。中の探索にどれだけ掛かるかは分からないが・・・。
GM-F: 報酬は、基本給がお一人様300、危険手当は別途でということで「どうですか?」
エル: 「悪くない」
GM-F: 「では、これでお願いします。早速、明日出発したいのですが、よろしいですか?」
ベン: 「いいね」
GM-F: 「それでは、明日の朝、この店に集合ということで。よろしく御願いします」と言ってロイ君は帰っていくのでありました
エル: さて、悪い予感が消えていない。ロイの歩き方に注目だ。こいつ本当に素人か?
GM-F: 貴女の様な、生まれつきの戦士、みたいな人からでは、誰でも素人に見えるのでは?
エル: そうか(苦笑 では神殿に出かける旨を伝えて寝よう
ベン: 何か罠を仕掛けてあるのでなければいいんだけどね
GM-F: 「早速お仕事が入ってきてよかったね」と、ミネアちゃん。さて、特にする事がなければ、このまま翌日の朝になります





GM-F: 次の日の朝の跳ねウサ亭。使い古された感じのハードレザーを着込んで、大きな荷物を背負ったロイ君が待ってます
ベン: 「重そうだなあ、大丈夫なのかい?」ま、人のことは言えませんが
GM-F: 確かに少々重そうですな。「お早う御座います。では早速出発しましょう」
エル: 私は軽装だ(苦笑 「無茶をするな。私が持とう」
GM-F: 「は、いえ、しかし・・・」
エル: 「途中でへばられてはこちらに迷惑がかかる」
GM-F: 「・・・わかりました。ではすいませんがお願いします」で、エルさんは軽々と荷物を担ぎ上げて歩いていく、と
エル: 問題ない。同程度のファイターならばはるかに重い鎧を着ているはずだし
GM-F: その様子を見たロイ君は、「エルさんって・・・たくましいんですね」と、目がキラキラ(笑
エル: なんとなく想像がついていた展開だが(苦笑 全く気にしない様子で歩く
GM-F: 「僕の母も、そう、たくましい女性でした」などと言いつつ、遺跡に向けて出発です
エル: さてさってー
GM-F: 1日ほどは街道を歩き、そして山道に入って行きます
ベン: 自然を愛でながら歩く
エル: 風流人だな、私は淡々と歩く
GM-F: ところでエルさんや。道中ロイ君が話しかけてくるんですがね
エル: 聞いておく
GM-F: 「エルさんは、どうして、冒険者になろうと思ったんですか」
エル: 「強くなるためだ」
GM-F: 「はあ、どうして、強くなろうと?」
エル: 「強くなければ生きられない」
ベン: 強くなければ男ではない。優しくなければ生きている意味がない。すいません。脱線です。誰かの言葉
エル: いちおう私、女ですが
GM-F: 「そうですか・・・。やっぱり、強くないと・・・ダメですよね!」
エル: 「強くなくても生きられるなら、わざわざ強くなる必要は・・・」
GM-F: 「よーし、僕も強くなるぞー」と盛り上がるロイ君でした。あんまり聞いてないね。さて・・・
エル: さて?
GM-F: あ、そうだ。一応ベンさんにも同じ質問をしておくかね(笑 「あ、ベンさんはどうして冒険者に?」
ベン: 「俺は何にも出来なかったからね。何でも出来るように冒険者になったんだ」
エル: 一応って・・・
GM-F: ほら、エルさんばっかに聞いてるとなんだから、っていうロイ君の心遣いね。下心を隠すためとも言う(笑
ベン: そしてそれは透けている(笑
エル: そういう展開には対応してないんだが、この機種(苦笑
GM-F: 「はああ、ベンさんもすごいんですねえ」透け透け(笑 ま、そろそろイベントを起しましょう
エル: はいはい


GM-F: 山に入って日も大分陰ったので、野営の準備中だと思いねえ
ベン: 冷えてきたなあ
GM-F: 食事の用意をしていると・・・レンジャーの危険感知をして下さい
ベン: (コロコロ)10だ
エル: ないよ。平目か?(コロコロ)3
GM-F: 相変わらず(笑 ベンさんは気付きました。木の上から何かがこちらに襲いかかろうとしています
ベン: 「上だッ!気をつけろ!」
GM-F: ニョロンと細長いもの。知名度は7ね
ベン: (コロコロ)6ゾロ!物凄く知ってそうだ
エル: 警告されれば反応は早い。斧を構えて(コロコロ) 平目で6・・・
GM-F: ロイ君はと・・・(コロコロ)出目が4でも大丈夫
エル: 私を笑いものにするつもりか
GM-F: はい、エルさん以外みんな知ってますな(笑「あれは、バイパー。毒蛇です」って、ベンさんの方が達成値も高いんだけど
ベン: スリングで狙います
GM-F: そうですねえ。近付かれて噛まれると、毒が回って1時間で死んでしまうので、気を付けて下さい
ベン: こりゃ危険だ
GM-F: 警告があったから、不意打ちは無し。バイパーの敏捷値は12
エル: 同じだ・・・<行動順
ベン: 18の俺からか。 飛び道具で、お先に失礼(コロコロ)当たり、ダメージは・・・(コロコロ)わあ、1ゾロ!
GM-F: ありゃりゃ。では14のロイ君が、へっぴり腰で「や、やあーっ」(コロコロ)あれ6ゾロだ、当たっちゃったよ
ベン: ほうほう
GM-F: おかしいなあ、平目で修正もあったし当たるはず無いのに
エル: ・・・何か、不穏当な発言が・・・
GM-F: (コロコロ)流石にダメージまでは抜けないか・・・ではエルさん、お先にどうぞ
エル: (コロコロ)当たりか、(コロコロ)武器は上級ルールだっけ?8点しか行かない。
GM-F: 4点抜けました。ではバイパーはエルさんに10と言って攻撃、当たったらダメージは7点ね
エル: (コロコロ)9・・・相変わらずよのう。(コロコロ)1点抜けた。前回もこんな感じだったような
GM-F: あ、毒があったんだ。毒性値は9ですが、大丈夫ですか?
エル: (コロコロ)14。ふむ、やはり強くないと生きられないな(苦笑
GM-F: では、2ターン目の頭、再びベンさんから
ベン: 背中からスタッフを抜いてエネルギーボルトは可能ですか?
GM-F: んー装備の変更は1ターンかなあ?
ベン: では変更のみで
GM-F: はい、ではロイ君が、何か剣に振り回されてるような感じですが、攻撃(コロコロ)11か、何か出目はいいなあ。修正あるからハズレだけど
エル: (コロコロ)13、当たりだな。ダメージ・・・(コロコロ)1ゾロ・・・おい・・・
GM-F: んー(苦笑 蛇は今度はロイ君にいきまして、回避は(コロコロ)ま、無理だわな。ダメージ・・・(コロコロ)出目が3!
エル: それはちょっと・・・
GM-F: そして、毒が・・・(コロコロ)また3が出た。死ぬかも(笑
エル: だから強くないと生きられないといったのに・・・(苦笑
GM-F: はは、楽しくなったところで3ターン目
ベン: 笑えねー。エネルギーボルト!(コロコロ)達成値は9、抵抗されてない?ならダメージは、(コロコロ)・・・3点・・・
GM-F: 1点抜けました。さてロイ君は、このターンもめげずに振り回し、(コロコロ)振り回された(笑
エル: (コロコロ)16、当たりだな。(コロコロ)流石に3回も振ればいい目も出る。13点か
GM-F: あ、ずんばらりー。というわけでお腹をすかしたバイパーは返り討ちにされました
ベン: 「ロイ、大丈夫か?」マジで
GM-F: 「だ、大丈夫です。こんな事もあろうかと、解毒の薬を持ってきました」ダメージは残るけど
エル: 用意がいいというか、過保護な親というか(苦笑 回復させといてやろう(コロコロ)・・・4点だ(苦笑
GM-F: 親の残していったものの中にたまたまあったのだ(笑 変質してないのかね。回復魔法はありがたくいただきます。全快しました
エル: 素人でも固い鎧を着ていると違うな(苦笑
GM-F: 「ふう、助かりました。ありがとう、エルさん」キラキラ(笑
エル: 「やれやれ、さっさと食事の支度をするぞ」
GM-F: 「やはり、冒険には危険が付物なんですね。僕の腕じゃ、まだまだだ。護衛を依頼してよかった」(笑
エル: この恋、絶望的(笑
GM-F: 覚悟の上ですが<絶望的 山の中ではこれ以上イベントは起こりません。もう遺跡に着いていいですかね?
ベン: いいとも





GM-F: では遺跡です。なんか入り口だけ見ると、ほとんどただの洞窟みたいですが
エル: 一応元遺跡だ。盗賊に警戒してもらう
ベン: 横幅はどのくらいですか
GM-F: 二人並べるほどは広くないですかね
エル: では、ベン-ロイ-エルの順か
ベン: それで行こう
GM-F: 「ああ、ここが、両親の思い出の地なのか・・・」と感慨に耽っている人が一人いますが、もう入っちゃいますか?
エル: こちらは感慨とは無縁。何もなければ入るが
ベン: スタッフは再び背中にして手にはレイピアを携えて入ります。明かりは任せました
GM-F: そのつれない態度がタマラナイ(笑 明かりはロイ君が持ちましょう。ところで先頭のベンさん、ちょいとレンジャーの知覚判定を
ベン: (コロコロ)12です
GM-F: じゃ、わかりました。遺跡の入り口の前に足跡がついてます
ベン: 警告しておこう。「足跡があるぞ」 それって最近のものですか?
GM-F: 結構新しめ。しかもその足跡は遺跡の中に続いてます。内部は舗装されてるんですが、その上に泥の跡がついてます
ベン: 「誰かが最近入ったみたいだな・・・足跡を追ってみよう」
エル: 「そうだな」
GM-F: まあ、この遺跡は、建物がそのまんま山の中に埋まってると言った感じなんです
エル: 「そういえばここは何の遺跡なんだ?」
GM-F: それは、永遠の謎なのだ・・・GMも知らない・・・
エル: 了解(苦笑
GM-F: ロイ君も詳しくは聞いてないみたい。ただ、彼は遺跡内部の地図を持っておるのですよ。見る?
エル: そういえばそうだった<地図もち
GM-F: 「両親が探索したときにマッピングしたらしいです」見取り図で見る限りでは、まんま家みたいに思える、はず、多分
ベン: ・・・両親が住みついてないだろうね?
エル: その展開はちょっと・・・
GM-F: 「それは流石にないと思いますが・・・」
ベン: まあとりあえず足跡を追ってみましょう
エル: それが妥当。ただし、気をつけてね>盗賊


GM-F: ええと、説明すると遺跡全体の形は正方形に近い。それを3×3に分割したのが今回のマップである・・・分かりますかね
ベン: 9面というわけですね
GM-F: ほい。その遺跡本体は洞窟の奥の方にあります。洞窟内に入って、舗装された道を通っていくと、遺跡にたどりつく
ベン: 足跡もそこにつながる感じですか
GM-F: そうです。足跡は舗装された道の上についていて、奥の方に向かってる感じ
ベン: じゃあ進むべき道は一つ。注意して前進します
GM-F: ちなみに足跡は複数の人(?)数分ありますんで
ベン: 道幅は相変わらずですか
GM-F: そうですね。遺跡までの道は。で、注意していくなら、シーフの罠感知をお願いします
ベン: (コロコロ)12
GM-F: おっと、気づきましたね。足下に縄が張られています
ベン: 小声で「気をつけて!下に縄が張られてる」
エル: それではまたごう
ベン: 罠を回避して更に奥へと
GM-F: 跨いでいくなら何にも起きませんね。ベンさんには分かりますが、この罠は遺跡に元々あったものではありません。 最近仕掛けられたようですな
ベン: うーん、やはり誰か住んでいるのか。「どうやらこの奥にいる何者かが用心のために張ったものらしい」
GM-F: では、さらに奥に進んでいくと。あ、通路は微妙にカーブしてるんで
エル: 向こうが見えない
GM-F: ま、ね。おかげでそちらの明かりも奥からは見えません。「地図によれば、そろそろカーブの終わりなんですが・・・」とロイ君
ベン: ちょっと聞き耳を立ててみます。(コロコロ)12、何か聞こえますか?
GM-F: んー何が聞こえるんだろう?「ゴブゴブ」いう声・・・かなあ?
ベン: (小声で)「ゴブリンがいるようだ。武器を構えて」 自分はスタッフに持ち替えます
エル: 音もなくアクスを構える
GM-F: ロイ君少々緊張気味「枯れた遺跡だと思っていたのに。何かが棲み付くいてるのかな?どうしましょう、エルさん?」
エル: 「それはロイが決めることだ」
ベン: 二人にはちょっと待ってもらって、忍び足で近づいてみようと思うのですが、(コロコロ) 9かぁ
GM-F: じゃ、目視出来ることまで近づけます。そこには、直立する犬、みたいなのが。知名度は6です
ベン: (コロコロ)11、「コボコボ」いう声じゃないんですか?
GM-F: ま、コボルトの言語もゴブリン語なんで。数は2匹。暇そうに欠伸してたり
ベン: じゃあ、楽にしてあげます。スリープクラウド、(コロコロ)15
GM-F: 距離は・・・まあ、届きますかね。では2匹とも、お休みー
エル: 排除してまで遺跡に入るのが依頼者の望みなんだろうか?
ベン: なるほど。スタンドプレーだったかも。二人のところに戻り、現状を説明します
GM-F: 「両親の思い出の地に、妖魔が棲み付いたっていうのは・・・正直いい気持ちはしませんけど・・・何とか出ていってもらえないもんでしょうか?」
エル: 「話が通じる相手とは思えないな」
ベン: 「退くか、斬るかになってしまうと思うよ」
GM-F: ま、確かにゴブリン語はしゃべれんわな。「・・・仕方ありません。妖魔たちには出ていってもらいましょう」ということで
ベン: やるか。その前に、エル、トランス下さい
エル: 回復魔法をこいつだけしか使えないってのは怖いな(苦笑、(コロコロ)、はい、5点
ベン: ごっつあんです
エル: では、眠らせたところに戻っていって縛って外にほっぽり出すか
GM-F: じゃ、コボルトはぐるぐるの簀巻きにされたうえ、放り出されました
ベン: で、二匹が見張りをしていた地点に戻り、再び道幅確認
GM-F: はいはい。遺跡本体の中は先ほど言ったとおり3×3が基本ですが、中は広くなるんで二人並べます
エル: まあ、後ろから何か来ることはないだろう。ロイを守る形で2・1で進むか


ベン: 遺跡本体の前方には何が見えますか
GM-F: 玄関(?)は正方形の辺の真ん中に付いてます。そこから2マス分が廊下、と言うかホールというか
ベン: 扉などは無し?
GM-F: 扉は玄関から正面奥に1つ。左右にも2つずつあったようだが壊れてしまってるみたい
ベン: では、正面奥の扉近くまで行き聞き耳を
GM-F: あ、判定するまでも無く、壊れてる扉の部屋の中から、いびきみたいな音が聞こえるんですが
エル: む、さて、どうするか。
ベン: 扉が壊れてるんじゃ鍵も出来ないよね
エル: 言葉が通じないとなると脅しもできない。最善手はベンに暗殺してもらうことだが・・・
ベン: 自分一人行ってもねえ。でも偵察しますか
GM-F: じゃ、忍び足の判定ですかね
ベン: では、(コロコロ)、11
GM-F: とりあえず鼾は止まらなかったんで、起きては来ないようですな。じゃ、部屋の中を覗・・・はっ、明かりはどうしたんでしょう
エル: シャーマン明かり必要ない
ベン: おお。インフラビジョン
GM-F: 赤外線視力でしたっけ?じゃ、なんか居るのくらいしか見えないのかな?
ベン: おぼろげながら見えます
GM-F: ま、おぼろげでも見えれば分かるかな。知名度5だし
ベン: (コロコロ)、10、分かったね
GM-F: ゴブリンが、臭い藁山の中でぐーすか寝ております。ちなみに1匹
エル: どうするか・・・暗殺が手っ取り早いが、依頼者の発言は「追い払いましょう」だし・・・
GM-F: 「そっと忍び寄ってさっきみたいに簀巻きにするとか・・・」
エル: SWのルールだと、起こさずに簀巻くのは無理な気が
GM-F: ま、豪快な鼾なんでね。ちょっとやそっとじゃ起きてこなさそうにも思えますが
エル: 起きないなら簀巻きにしてもらうのがいいか・・・起こしてしまって叫ばれたら中にわかってしまうが
GM-F: 金属鎧でも着てなきゃ、足音よりもうるさいくらいの鼾ですし、忍び足も1ゾロ振らなきゃ大丈夫でしょ
エル: じゃ、チャレンジ。(コロコロ)、 成功
ベン: (コロコロ)、成功
GM-F: ではロイ君も。(コロコロ)、ち、成功してしまった
エル: では、簀巻く(動詞?)
GM-F: じゃ、やっぱり1ゾロ振らなきゃ大丈夫
エル: はいな。(コロコロ)、成功
ベン: (コロコロ)、大丈夫
GM-F: ロイも、(コロコロ)、ううん、出ないなあ。ゴブは眠ったまま簀巻かれました。目は覚めるけど、既に猿轡か、「ムームー」
エル: では放り出して、正面の扉だ
ベン: 聞き耳、(コロコロ)、10
GM-F: んー特には聞こえない。というか大分厚いとびらみたい
ベン: 罠感知、(コロコロ)また10
GM-F: 罠はないことが分かりました
ベン: 「じゃあ、開けるぞ」鍵開けは・・・
GM-F: いや、どうも向こう側からかんぬきでも掛かってるみたいで(笑
エル: アンロックさえあれば開くことは、文献(○ード○島)によるとあきらかではあるが・・・
ベン: じゃあ、アンロック、(コロコロ)、15
GM-F: そりゃ開きますなあ。ゴトンと閂が落ちる音が分厚い扉越しに聞こえた・・・気がする
エル: 開けましょう


GM-F: じゃ、そこにはひとりでに閂が落ちたんでビックリしているゴブリンが
ベン: 何匹だ!
GM-F: 1匹
エル: やっぱりいたか。戦うぞ
GM-F: じゃ、戦闘ターンで。ゴブの敏捷度は13
ベン: ではスタッフで殴ります。(コロコロ)、あら、7、はずれ
エル: さすがにロイは後ろに置いておく
GM-F: え、ロイ君はゴブに斬りかかろうとしているんですが(笑
エル: 後ろで抑えておく
GM-F: 「何をするんですか、エルさん」ま、抑えられたら部屋には飛び込めんわな
ベン: 想像すると面白い絵面だな(笑
エル: 「頭脳で勝負する冒険者は、前に出ることはしないものだ」
GM-F: じゃ、ゴブは「ゴブゴブー!」と奥の方に叫びながらベンさんに9と言って攻撃
ベン: 増えそうだなあ、(コロコロ)ゲエエ、喰らった、(コロコロ)1点抜けました
エル: 「ベンは後ろを警戒してくれ!」攻撃、(コロコロ)当たりだ、(コロコロ)15点!
GM-F: げげ、一撃で瀕死
ベン: わお。警戒しつつもゴブリンにとどめだ
エル: あー(苦笑
ベン: (コロコロ)、当たって(コロコロ)、4点です
GM-F: かきん(笑)
ベン: あらら
GM-F: さてロイ君か。誰も抑えてないなら、中に入っちゃうぞ。えーい、ごぶりんにこうげきだー(笑
エル: ベンー!
GM-F: (コロコロ)あら6ゾロ、また当たっちゃったよ
ベン: 意外とうまくいくかも・・・
GM-F: ダメージは、(コロコロ)、かきん(笑)
ベン: あらら
エル: 筋力ボーナスつかないんだから無理です
GM-F: それでも突っ込む迷惑NPCという設定だったのだ。さて、じゃゴブは・・・ロイを殴るかね
エル: やっぱりー
GM-F: (コロコロ)当たってるねえ、(コロコロ)1点痛い
エル: あと回復1回しかないってーのに。(コロコロ)当たって、(コロコロ)はい、殺害
GM-F: ああ、やられてしまった
エル: 「さて・・・次は?」


GM-F: はいはい、皆さんのご期待通り、奥の部屋の方から飛び出てくるモノあり。その数2体。ゴブリンの様だがちと違う
ベン: 分かるかな?(コロコロ)、11
GM-F: (コロコロ)おお、やはりエルさん以外は知っている。「あれは、(ゴブリン)ロードとシャーマンですよ。滅多にいないはずなのに」
エル: ・・・それ厳しい
GM-F: あー、ちなみに奴等が飛び出してきた部屋の中が見えるんですが・・・
エル: 見る人は見といて。私は敵しか見えない
ベン: ナンダナンダ(藤井隆)
GM-F: ベットが見えますな、天蓋付きの。もちろん大分古くはなっていますが、まだまだ立派に使えそうです
ベン: ・・・二匹のゴブリンは性別は区別つきますか
GM-F: ロードが♂、シャーマンが♀。で、飛び出してきた2匹は、何だか着衣が乱れているような・・・
ベン: それは誰にでも区別はつきそうだね(笑
エル: ベンもこいつ相手は厳しいだろうから、アレを抑えておいてくれるとうれしい
ベン: 特攻隊長を諌めると。確かに、思い出の場所を汚しやがって、という感じで特攻しそうですね
エル: でも魔法はかけてね、さすがに
GM-F: とりあえず呆然としてるけどね、彼(ロイ)。今のところは、だけど


GM-F: さて、で、こいつらは地方語なら話せるんでね。かなり訛った共通語でなんか言ってくるけど
エル: 聞いてみようか
GM-F: 「一体誰なんだお前たちは!また我々の愛の巣を壊そうというのか!」(笑
ベン: ・・・書いといて自分で笑いなさんな(笑
エル: 「また?」と声を出してみるが・・・
GM-F: 「そうだ!我等の恋は部族では認められなかった!だからこうして部族を離れたというのに!」
ベン: ドキッ!、とはしない
GM-F: 「せっかく都合のいい寝台付きの家をみつけたというのにいぃぃ!」(笑
エル: 思い出の地、台無し
GM-F: さて・・・どうしますか?
エル: 私は依頼人の意見を求めてみるのだが「・・・どうする?」
GM-F: 「・・・思い出の地で、妖魔に繁殖されるのは、ちょっと・・・」
ベン: 「やはり、『追い払う』か?」
GM-F: 「かと言って、殺してしまうのもなんだし・・・。せっかく言葉が通じるんですから何とか出ていってもらえませんかね」
エル: 「言葉が通じるのと話が通じるのでは全く意味が違うぞ」 まあ、交渉になるのなら知力担当にがんばってもらうが
GM-F: 相談の間にも、あっちは盛り上がっているぞ「ああ、やはり我等の愛は実らない定めなのか・・・」「いいえ、そんなことはないわ」とか(笑
ベン: 「こいつらに、どこか場所を提供してやればいいのかもな・・・もっとも、そんな場所があるかはわからないけど」
GM-F: そのうちにゴブが「ええい、大体何しに来たのだ、お前らは!」って言うけど
エル: なんと答えてよいのか・・・ だが、ロイが口を開けば厄介なことになるような・・・
ベン: 「この家、その寝台はこいつの両親のものなのさ」と言ってみる
GM-F: 「なんだと。ここは遺跡のはずだ。もう誰の物でもない。だから我々が自由にしたっていいだろう」と、ゴブロード
ベン: まあそうなんだよなあ、と本音では共感してしまうけども、ロイの反応をうかがう
GM-F: 「ううん、確かに、彼らにとって大事な場所なんだろうけど、両親や僕にとっても大事だし・・・」
エル: 「それは優劣をつけていいものなのか?思い出の名の下に、こいつらを追い出していいものなのか?」
GM-F: 「うーん・・・」と、悩んでいるロイ君に、ゴブロード曰く「そこの男、どうやらここは、お前にとっても重要な場所の様だな」
ベン: ふむ?
GM-F: 「しかし、我々にとっても重要な場所だ。男同士、互いに譲れないというなら・・・解決策は一つ」何故か、エルさんの方も見ながら
エル: ほう?
GM-F: 「・・・互いの愛の巣を守るため、オスのプライドを掛けた、1対1の決闘で片を付けようではないか!」と(笑
エル: 「・・・それは護衛として認めるわけにはいかないな」
GM-F: ちなみにロイ君は、何か感じるものがあったらしく、「止めないで下さい、エルさん」とか言い出すぞ(笑
エル: だからだな・・・


ベン: 「まあ、待て。俺の考えを聞いてくれ」
GM-F: 何でしょう?
ベン: 「確かにオスのプライドを賭けた決闘というのは一つの考えだ。だが、おまえは考え違いをしている」
GM-F: はあ
ベン: 「愛とは一人で作るものじゃないんだよ!」(笑
エル: 「・・・どういうつもりだ?」
ベン: 「おまえにとってそのシャーマンが大切な存在であるのと同様、こいつ(ロイ)にとってもこいつ(エル)は大切な存在なのだ」
エル: 「・・・お前・・・!」
ベン: 「愛する者同士、二対二で戦うのが本当じゃないのか!」
GM-F: 「・・・それは・・・確かにその通りだな」とゴブロード
ベン: 「であるならば、この二組で戦うことに何の異存もあるまい」
GM-F: ・・・なるほど、ゴブリンズは納得するぞ(笑
ベン: 「だが、今からおまえ達がするのは殺し合いではない。戦って負けた方は、また別の場所で幸せになればいい」
GM-F: 「む、分かった。では、互いの愛のために、この地を賭けて戦おうではないか」とゴブ。いや、これは愉快な展開だ(笑
エル: 「(くそ、こいつに任せるんじゃなかったか・・・)」
ベン: 「よし、では最後にもう一つ頼みたいのだが」
GM-F: 「む、なんだ?」
ベン: 「急に入ってきた俺達も悪かったのだが、寝台が散らかったままのはずだ。それを今整えてきて欲しい。どちらが勝つにせよ、気持ち良くそこに向かいたいじゃないか」
エル: 「(・・・おい、どういうつもりだ!)」
ベン: 「(今のうちにおまえ達に俺の魔法をかけておくんだ)」
エル: 「(そういうことではない!この展開で進んで、戦いが終わったらどうなるのか、お前、分かっているのか!)」
ベン: 「(いや、それは終わってから考えようということで・・・)」
GM-F: 「よかろう、では少し待っていろ」とゴブは部屋に向かいますが
ベン: 二匹とも行った?
GM-F: ええ。裏工作するなら、今のうちにどうぞ


ベン: じゃあ、かける魔法はカンタマ、エンチャント、プロテクションかな?2人に
GM-F: ロイ君がコモンルーン持ってるから・・・こっそりベンさんのスリングにもエンチャントしときましょう
エル: なんか悪どいなあ・・・
GM-F: あと3点の魔晶石もあるから、これもベンさんに渡しときます
ベン: ブー!そんなものまで(笑
エル: 卑怯打ちだ・・・
GM-F: さてさて、じゃ、呪文の効果が消える前にゴブが戻って来る「待たせたな」(笑
ベン: あー、来ちゃったよ
エル: コント赤信号か(苦笑
ベン: じゃあ、スリングを隠し持ちながら高みの見物と行きます
エル: さっさとやるか
ベン: まあ、殺される恐れはなくなったから絶対勝たなきゃいけないという意識も弱まってるけども
エル: 「では、はじめるか」
ベン: 「よし、では俺が責任を持って立ち会う。準備はいいな。では、始め!」
エル: 責任を持って・・・って


GM-F: では戦闘開始。実はゴブリンズの方は両方とも平均より弱い(笑。メスが12,オスが11で行動です
エル: やった、メスと同点(苦笑
GM-F: ベンさん何かします?
ベン: ああ、すいません、フェアに見てます、最初は
エル: 最初はって・・・
GM-F: はい、ではロイ君が・・・やっぱロードに斬りかかるのかな?(コロコロ)はい、はずれ
エル: では、シャーマンにでいいんですか?(コロコロ)当たって、(コロコロ)回ったな
ベン: げええ
エル: (コロコロ)、22点!あ、手加減宣言するの忘れた・・・
GM-F: あのねえ、生命力がないんですけど
ベン: ギニャー!
エル: ・・・まさか死なないよな?
GM-F: んーと生命点が−4だから・・・おおギリギリ生きてる!
ベン: おー!
GM-F: やれやれ、引っ込んで服を着て置いて良かった
ベン: 一本!それまで!という感じね
エル: 「峰打ちだ、死にはしない(←嘘付け)。で、未だ続けるか?」
ベン: 「敗北を認めるのも男らしさじゃないか」>ロード
GM-F: そうだね、「ああ!大丈夫か、しっかりしろ!」「すいません、あなた、私が不甲斐ないばっかりに」「いいんだ!生きてさえいればそれで」なんて会話が(笑
エル: 気絶しても話す、器用なゴブリンシャーマン・・・
GM-F: そこは、演出というモノ(笑。で「我々の負けだ。あの寝台はお前たちのモノだ。存分に使うがいい。我々はまた新たな愛の巣を探す」ということで(笑
エル: 臭そうだが・・・
ベン: あんたのようなゴブリンに会えて良かったよ!とは言わないが、笑顔でお別れ
GM-F: 「お前たちの愛の絆、しかと見せてもらった。ではさらばだ」と言って去って行くゴブリンズ
ベン: いやあ、あいつは今に立派な君主になるよ
エル: ゴブリン率いられると、それはそれで迷惑なような・・・


エル: 「ふう。いなくなったか」
ベン: 「やれやれ。これで依頼は完了だな」
GM-F: 「はあ・・・どうもすみません、変なことになってしまって」
エル: 「いや、変なことにしたのはこいつ(ベン)だ。気にしなくていい」
ベン: てへへ
GM-F: 「一応あの奥の部屋が、思い出の場所ということらしいんで、見て来てもいいですか?」
ベン: 「ああ、行って来なよ」
エル: 「なにがいるともわからないからな、我々も行こう」
GM-F: で、行ってみるとですね、寝台の近くの壁に落書きがしてあって、そこに共通語で人の名前らしきモノが・・・
ベン: ほうほう(笑
GM-F: お二人には覚えのない名前でしょうが、ロイ君には非常に覚えのあるモノだという(笑
エル: 両親か
GM-F: そのとーりー「思い出の地って、まさか、つまり、僕は、ここで・・・?」ロイ君ちょっとどんより
ベン: どんよりしちゃうのか(笑
GM-F: そりゃね、ゴブリンがちちくりあってたとこだし(笑
エル: 「・・・もう、満足したか?」
GM-F: 「・・・はあ・・・お二人とも、帰りましょうか」とロイ君
ベン: 「ああ、帰ろう」
エル: 「思い出とは、振り返ってこそ美しいものだ」
GM-F: ・・・なんか微妙に意味不明ですが
エル: 彼女バカなので


GM-F: じゃ、跳ねウサ亭に帰りました。報酬は、最初の300に危険手当を追加して450くれるそうです
ベン: わあ。太いなあ。ごっつあんです
GM-F: 「お二人共、どうもありがとう御座いました。特にエルさん、今回は、本当にご迷惑をお掛けしました」
エル: 「・・・まあ、依頼だからな。気にするな」
ベン: 「ゲフン、ゲフン」
エル: 「ベン、あとで話がある。そこで待っていろ」(笑
ベン: ゲエエ!
エル: 「しかし、これで冒険がどういうものなのか、少しは分かっただろう」
GM-F: 「はい、そして、今の僕が、エルさんにふさわしい男でないことも分かりました」
エル: 「?」
GM-F: 「僕の母は、貴女のように強い人でした」
エル: 「あ、ああ」
GM-F: 「だから貴女に惹かれてしまった・・・。しかし貴女のような強い女性には強い男がふさわしい」
エル: 「そうか」
GM-F: 「だから僕は冒険者になって、己を鍛え、貴女にふさわしい男になろうと思います。そう、父のように」
エル: 「そ、そうか。頑張るんだな」顔が赤い
GM-F: 「では、また会いましょう。お元気で。あ、ベンさんもお元気で」(笑、と言って去って行く
エル: 「強いということの意味がわかるのは、未だ先のことになりそうだな・・・」
ベン: 「元気でな!さて、帰ろうかな・・・」と、忍び足・・・
エル: 「まて、ベン。話があるといっただろう」むんずっ
ベン: ゲエエ!
GM-F: では、この辺で幕ということで。ああ、経験点は2000点です
ベン: お疲れ様でした!
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