「大佐〜♪」


バン!とドアが開いて入ってきたのは金髪の少年。


「…なんだね」


いかにも不機嫌そうに黙々と仕事をしているのは黒髪の男性。


「いやあ〜、大佐が珍しく真面目に仕事してるって聞いたから見に来てやったんだよ。ホイ、差し入れ」


楽しそうに語るエドワードは、手に持っていた紙袋からビンを取り出した。


「これは?」


「キャンデーだよ。仕事とか勉強するときは糖分をとるといいらしいぜ」


エドワードはビンの蓋を開け、中をゴソゴソとあさり、お目当てのキャンデーを見つけたのか、


ひょいとキャンデーを取り出すと、包みを開けてキャンデーを口の中にほうり投げた。


「ほお〜」


ビンの中にはいろいろな種類のキャンデーが入っていて、陽の光でビンが光り、


キャンデーの包みの色によってビンが色鮮やかに輝く。


「大佐も舐めなよ」


そういってビンをロイの前に置く。


「…じゃあ、お言葉に甘えて私もいただこうかな」


ロイはビンの中に手をいれ、中からピンク色の包みのキャンデーを取り出した。そして包みを開け、口に入れる。


するとほんのり甘いピーチの香りと甘酸っぱさが口内に広がった。


ロイはそのまま舌で味を楽しんでいるのに対し、エドワードはガリガリとキャンデーを噛んでいた。


「鋼の……普通キャンデーは舌でよく味わうものじゃないかね?」


「え?そーゆーもん?」


「そーゆーもんだ」


エドワードはキャンデーのカケラも飲み込んでしまうと、もう無くなっちゃったといってまたビンをあさる。


「あ、そういえば大佐の何味?」


「ピーチ……みたいだな」


「えッ、ピーチ!?ちきしょー、オレも舐めたかったなー、もう無いのかな〜?」


悔しそうな顔をしてエドワードはビンの外側からピンクの包みのキャンデーを探し、


続いてビンの中を掴み取って一つ一つ探す。


するとロイは何か思いついたのか、呟きながらにやりと笑った。


「そんなに舐めたかったのかね?」


「そりゃあ、もちろん…って、え!?え!?」


エドワードが視線をビンからロイに移そうとすると、ロイはすでにエドワードのすぐ前に立っていた。


「ちょっとなにす…っん」








目の前が暗くなっていっておもわず目を瞑った。




















唇に触れるやわらかな感触。





















鼻腔をくすぐるピーチの甘い香り。






















キャンデーの甘酸っぱさとは違う
























このやさしい甘さはなんだろう。


























また目を開けるとすでにエドワードの口の中にはピーチのキャンデーがあった。















「……味はどうだ?」























甘酸っぱいのは恋というけれど。


























もっと甘酸っぱいのはこの口の中のピーチキャンデー。







































「ああ。めちゃくちゃ甘いよ」




































クソ短いですねぇ。全然混ぜてない納豆のネバネバより短い(意味不明
エドは飴を噛む派ですよね。間違いない。
そして私もそうです。