・エキマニ交換日記

ここでは私がエキゾースト・マニホールド(以下エキマニ)を
交換したときの模様を報告します。

(注:これを参考に作業をなさって問題が生じても私の方では責任を取れません。)


tako1エキマニ外観

自分のシルビアはAPEXのスーパーメガフォン・マフラーを装着しているので、エキマニもAPEXを選択しました。

物は中古品ですが、使用期間が大変短く、お買い得だったと思います。


tako3せっかくエキマニを交換するのであれば断熱材を巻いた方が良いと思い、左の様に巻きました。

JASMAのマークと製造番号は見えるように巻いたので、見た目は良くありません。(^^;)


〜作業開始〜


いつも使う工具と友人2名を準備(?)し、いざ作業開始。
雨がぽつぽつ来ていましたが、せっかく友人に時間を空けてもたっらのだからと思い、作業決行しました。

tako0フロントタイヤをブロックに載せ、ジャッキの下にレンガを噛まして
ジャッキアップ。ブロックやレンガが割れると恐ろしいことになるので
ウマを牽引フックの下に入れました。
(もしかしたらまずいかもしれません・・・)
(注:写真は作業終了後の物です)

それと、今回は途中で気付いたのですが、作業をされるときは
バッテリーのマイナス端子を外すのをお忘れなく。



tako7何の変哲もないエンジンルーム。
TOMEIのタワーバーが付いています。
まずはタワーバーを外します。

tako8タワーバーを外して角度を変えての図です。


tako9説明書に従い、まずは触媒の遮熱板を外しにかかります。


tako10外した触媒の遮熱板。


tako11赤丸の裏に2カ所ナットが止まっているので緩めます。
CRCを忘れずに。

私はついでにエキマニ集合部の遮熱版のボルトにも吹きかけました。


tako13続いて純正エキマニの分割作業。
CRCを吹きかけしばし待ちました。
計3(4?)カ所ナットが止まってます。
写真を撮ったのですが写っていませんでした。(T_T)。

しかしここで問題発生!!
ディープソケットじゃないと外せないのです!!

仕方がないので分割は諦めました。

最終的にはなんとかなりました。

それからEAI(二次空気導入装置)パイプをフリーに。 スパナで楽勝でした。


tako14EAIコントロールバルブ、EAIレゾネーターおよびその周辺パーツ を外しました。パイプを抜くのにちょっと苦労しましたが、一応クリア!!

tako15EAIパイプを取り外しにかかります。
センサーのコネクタを抜き、フリーに。
それからEAIコントロールバルブのブラケットを外しました。
そしてオイルキャッチタンクも外しました。

特に問題無しです。

続いて純正エキマニの遮熱板を外します。
しかしボルトが計6個のはずが3個しか無い!!ことに気付きました。
落ちなくてよかったとホッとしました。


takoa01オイルキャッチタンクを外すにはホースクランプをずらす必要があります。
(写真ではわかりづらいですが・・・デジカメの性能でしょうか(^^;)

takoa02↑をわかりやすくするため、外した後の図です。

tako16さて、いよいよ純正エキマニの取り外しです。
ナットを緩める順番がしっかりあるので注意です。
あと何回かにわけて緩めるのがポイントです。
そうしないとフランジが歪むそうです。
続いてボンネットから純正エキマニを取り出します。
分割しないで大丈夫かな?と不安でしたが、しっかりと出てくれました。

ここで休憩。友人がジュースを買いに行く間にガスケットをしっかり除去。 変にへばりついていなかったのが幸いでした。


tako17純正エキマニを取り外した後です。


tako18同じく、純正エキマニを取り外した後です。


tako20 tako21
純正エキマニと今から取り付けるエキマニを並べてみました。

持った感じの重量には大きな差がありました。
実際に測定してみたところ、
純正エキマニは約13kgで、APEXエキマニは約8kgでした。
したがって、約6kgの軽量化となります。


とうとうアフターパーツメーカーのエキマニの取り付けです。
さっき上から純正エキマニを抜いたのだから上から入れれば入るだろう・・・
とおもいきや、言うことをきかず、かなり焦りました。
何度か試したが駄目ダメ駄目・・・・。
仕方がないので下から入れてみる。しかし駄目!!

ここで一服。

友人の一人が「なせばなる!」と言い出し、上からもう一度チャレンジ!!
すると見事に入りました!!感激!!!
しかし、集合部にまいた断熱材がすこしほどけてしまいました。(T_T)


tako22ガスケットをはさみ、エンジンとエキマニを仮止めし、 さらに触媒とエキマニを仮止めし、徐々に締めていき、位置出しを行いました。
エンジン側はやはり締め付ける順番があるので注意です。

作業をする私。


tako23作業をする私2


tako25

外したのと逆の順番で取り付けていきます。
オイルキャッチタンクのホースを差し込み,EAIコントロールバルブの ブラケットを取り付け、O2センサーのコネクタを取り付けます。
そして、EAIコントロールバルブを取り付け、EAIレゾネータを 取り付け各種ホースを差し込みます。

フランジ部と触媒部を本締めし、作業終了!

後日談
触媒部の本締め時は、エキマニをなるべく車体から離して固定すると良いと思います。
(私のは以前干渉していました。)

約5時間半かかりましたが、すごく充実してました。
おまけとして筋肉痛が付いてきました。(^^;)


いんぷいれっしょん!!
(私の独断と偏見なので、あまり鵜呑みにしないで下さいね。)

レッドぎりぎりまで回してみた所、4000rpm以上がめっちゃ気持ち良いです。
本当に私のQ’s??と自分で疑ってしまいました(^_^)。
ただ、気温が高いとあまり大差ないような気が・・・・・。
(もしかしたらオイルがタレてる可能性もありますが(^^;)。)

あと低音が以前より少し強調されたようです。


tako06
エキマニの取り付け位置には十分に注意して下さい。
フランジの位置が斜めになっていると、ガスケットが左図のようになります(^^;
(詳細はヘッドチューンに)


tako2_01
エキマニを外す前に、フランジとエンジン側との段差を確認しておくと良いと思います。
左図は2番と3番の間です。


tako2_02
左図は4番です。


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