珍客到来

GM ということで、今日も今日とて「旅の神の導き」亭。
セイル じゃあ、隅っこの席でお茶でも飲んでいましょう(どっかでやったような(爆))
マスター 「あのうるさい連中がいないと静かでいいな!」<ちなみに、レッドたちのこと

レッド(レナード)は、ログリプレイ第一部で活躍したキャラクターです。
後に、アリシアの名も出てきますが、こちらも同じく第一部のキャラクターです。

セイル 「えー、寂しいじゃ無いですか。レナードさんののみっぷり、見たいなあ……」
セイル ていうかそのあとの苦しみ方が、ね☆
ウェイター 「掃除するこちらの立場にもなってくれ」
セイル 「見物人は楽しいですよぉ」
マスター 「俺も掃除は人にさせるから楽しいぞ。」
セイル つーか。この店にはウェイターがいたのか……
セイル ……はっはっはっは。存在感うすいのね、ウェイター。
キバルト 男のウェイター・・・却下
セイル じゃああれか。某リプレイのように乗っ取り目指してウェイトレスやるか……
GM のっとってくれてもいいっすよ(苦笑

GM で、そろそろ扉が開かれる・・・
GM 入ってくるのは、若いファリスの司祭だった。彼は、マスターのほうに歩いていって、何か話をしている。
セイル 「あや?珍しい。お客さんですね〜」
デッシュ 「珍しいって・・・お前にはそう見えるのかよ?」
セイル うわ。もっと珍しい人がいたのか店内。

時々顔を出すNPC、デッシュは第一部第1シナリオに登場しました。

セイル 「見えちゃだめですか?」良く見ると手にもっているのはエールだった。
デッシュ 「まったく、客が来なくちゃ仕事も来ないだろうが。」
セイル 「まあ、確かに。でもわたしは神殿で御奉仕してる身ですから〜」ごくごく。
GM 酒豪の女(?)司祭かよ・・・
セイル 女……かなあ。男……かなあ。そのうち決まるでしょう(オイ)

GM とにかく、マスターと司祭は無視?
セイル まあ、なんか話してるなあ……という感じ?……キバルト−いるですか〜?
キバルト 居ることにする。もはや知り合いなんでしょか、我等
GM セイルはこの店の常連のようだから、知り合いでもいいけどどうします?
セイル そういえば。デッシュと知り合いなんだからいいんじゃないかと……どうでしょう?
キバルト ま、店の常連ならみんな知り合いか

GM で、その司祭は、マスターに指差された冒険者のほうに歩いていく。
GM その冒険者とは、キバルトです。
キバルト へ、僕?
司祭 「あなたが、キバルトさんですか?」
キバルト なんか最近スポットが当たるなあ「そうですけど」と答える
司祭 「私は、カインといいます。仕事を頼みたいんですが。」
GM なぜかわかった?<スポット
キバルト ・・・やはり。ファリスの司祭ってあたりであやしいなあ、と

カインも、第一部のPCです。第7回登場。
ちなみに、プレイヤーはキバルトのプレイヤー、F岡さんです。
第7回セッションよりも時間的に前のため、データも少し弱めです。

セイル おおっとお、今回はキバルト主役編?大変だぞ……(笑)
キバルト 「それはかまいませんが」と答える
カイン 「実は、グイデンという村の近くの森に悪魔が住み着いた、という話を聞きまして」
カイン 「倒しに行きたいと思うんですが、協力していただけませんか?」
キバルト ・・・マジで悪魔だよ。
GM カインはファリス神殿悪魔討伐局主任だから。
キバルト 「デーモンですか。僕らで何とかなるようなやつですか?」グレーターとか勘弁
セイル うわー、死亡確定☆
カイン 「正義の心があれば、悪魔など敵ではありません。」
キバルト 「・・・はあ」我ながら困ったチャンだな<カイン
GM こんなキャラでしょ?
キバルト しかし、やつと今の私では、レベルが大分違うのでな(ワラ
GM 前回、セッション半失敗で経験抑えてるからなー。

キバルト 「・・・ま、デーモンをこの目で見たくはあるけど・・・どうします?」
セイル 「……どうしますって、わたしにいってます〜?」ごくごく、ぷはー。
セイル 「おかわりくださいー。たっぷしね〜」エール三杯目。>酒場マスター
マスター 「あいよ。(小さく)危険がない分レッドよりありがたい客だな。」
セイル 危険がないかどうか、誰がしりえようか。けけけけけけ
GM ・・・こわ・・・
キバルト ・・・「酔ってる?」
セイル 「まっさかぁ、この程度で酔ってるわけないじゃないですかぁ♪」
セイル 「で、うけるんですかぁ〜?」
00:39 >GM__< いいキャラしてんな〜<セイル
00:40 そのキャラっていうのに、『性格』って漢字あてるの?
00:40 >GM__< 無論<性格
セイル 「別に、受けるんだったらおつきあいしてもいいですよぅ。うーん美味しい。やっぱ昼間からお酒は美味しい♪」
キバルト 「ま、ちょっと興味あるし。」
セイル 「じゃ、わたしも参戦しますね〜。ふっふっふ〜」ごとん。←からっぽのマグ
デッシュ 「はやっ!」
セイル 「ふっふっふ〜。アリシア様と飲みくらべして互角にはれるのですよ、わたしは」
デッシュ 「あの娘も見かけによらず飲むんだよなー。」
セイル 「今度飲み代かけてやりましょぅか〜?飲みくらべ☆」
デッシュ 「いや、いい。」
セイル 「はっ、それはそうと、悪魔退治でした。飲みくらべは今度ということで」<きいちゃいねえ
キバルト セイルがOKならかまわないです。ファリスからの依頼なら
GM デッシュは頭を抑えながら席に戻るが。
カイン 「では、行きましょう・・・あ、報酬を渡しておかなければ。」袋。1000G入ってます。
キバルト いきなり全額飲んだりして
セイル ……キバルトのおごり?

GM で、どうします?
セイル グイデン村の傍の森……だったよね?っていっても、シーフいないから情報きけないし……依頼人にきくしかないか。
キバルト 知ってるトコかな?<グイデン
GM グイデン・・・場所くらいはしっている。普通の村。
セイル 「えーと。カインさんでしたっけ?情報もちょっとないですかぁ?」
カイン 「私も、ファリス神殿に持ち込まれた情報に基づいて動いているだけですから。」
GM ようするに、ほとんど何も知らない。
キバルト じゃあ、実質調査のようなモノか。じゃ、いきなり村に直行しても大丈夫かな?
カイン 「情報提供者もそのくらいしか知らないらしくて・・・」
セイル 「なんで森になんか悪魔がでるんだろねー、あ、ていうか。情報提供者っていうのは村の人ですカー?」
キバルト 悪魔、と言うより妖魔かもしれないなあ。
キバルト それだとモノホンのデーモンは観れない訳か・・・しかしその方が安全ではあるなあ
カイン 「村の人ではないみたいだね。フレワっていう女の子だったけど。」
キバルト 「・・・どっかで聞いたような名前だなあ・・・」
セイル ……ふれわあああああ???ってセイルは知らない〜
GM 知らないでしょうね。あの場にでもいない限り。いたことにしてもいいけど
セイル そんじゃいたことに。

 フレワは、前回第2部第9回の依頼人です。

カイン 「最近、悪魔の行動が活発になっているらしいんです。それで、うちの部署も増員されていまして。」
セイル 「それって、こないだキバルトがうけた依頼のお嬢さんじゃなかった〜?」
セイル 「なーんか妖しいひと。わたしは別の依頼で動いてたから知らないけど〜」
カイン 「ん?知り合いだったんですか?」
キバルト 「んー知人ではあるかな?友人ではないけど」
カイン 「で、何者なんですか?彼女は。」
セイル 「わたしは知りませんけどもねー。何ものかはこっちがしりたい。キバルト知ってる?」
キバルト 「えっ、貴方も知らないんですか?」>カイン
カイン 「ただの情報提供者に身元を聞くわけにも行かないじゃないですか。それよりも依頼者の身元も聞かないんですか?」
セイル 「……聞いてる暇があったようにはみえなかったな……」
キバルト 「だって・・・言うだけ言ってさっさといなくなっちゃったんだもの・・・」ブツブツ
セイル ていうか僕のキャラはいなかった〜るる〜
キバルト 確かペグが頑張ってたような気が・・・僕は役たたづでした。

第9回のPCは、キバルト・ペグ・リオン・パピーでした。
セイルのプレイヤーはリオンで参加していたので、プレイヤーは知っていますが
キャラクターは知らない、ということになっているのです。

カイン 「まあ、それならそれでもいいでしょう。わかったところでどうというわけでもないですし。」
カイン 「べつに依頼自体は普通だったんでしょう?」
セイル 「……だったの?」
キバルト 「・・・多少おかしくはあったかな?」
セイル 「まぁ、(情報を)提供されたってことは確認しなきゃいけないし〜」
カイン 「そうです。がんばりましょう。」
キバルト 「そういや今回も僕を名指しで来たのって、彼女と関係が?」
カイン 「ええ。キバルトってひとなら正義の名の下に動いてくれる、という話だったので。」
セイル 「はふー、ファリスは大変だ…………」
セイル 「……せーぎの名のもとに……」
キバルト 「・・・そうなのかな?まあ嫌いじゃないけど」
カイン 「あ、どこかのファリス教会の入信者だったらしくて聖印は持っていましたよ。」
セイル 「は、あ……だからせーぎの名ね……」納得。でもって悪探ししてるのか……?
カイン 「正義を振りかざして進めば悪は滅びるのですよ!」(カインって使いやすい 笑)
キバルト  はっはっは。ここまで強烈なヤツだったか(ワラ
GM (プレイヤーの承諾なしにここまでやっていいのかちょっと不安 苦笑)
キバルト まあ、最早親元を離れた子供の様なモノ、ということで

悪魔伝説の村

GM む、このままではちっともすすまん。で、村にいっていいですか?
セイル そですね、では村の入り口。(勝手にすすむ)
カイン 「ではこの村で一泊しましょう。」
キバルト 「村人から話を聞いたりするべきなんだろうか。するべきなんだろうな。」
村人 「あの森は、昔からの言い伝えでだれも近寄らないよ。」
キバルト 「あ、そうなんですか。」
セイル 「どういう言い伝えなんですか?教えていただけますでしょうか……」お仕事・お淑やかな優し気な神官モード。
村人 「しらんけど、悪い化け物が住み着きやすい場所だって言うんだ。昔も悪魔が住み着いたっていう話がいくつもある。」
キバルト 「最近森が騒がしいとか、そういうことありましたか?」
村人 「近寄らんから知らんなあ。」
セイル 「昔住み着いた悪魔は、どなたかが退治なさったんですかー?」あ、地。
村人 「通りがかりのファリスの神官が倒したとかいうがね。」
セイル 「はあ、せーぎの味方が……」通りかかるもんなのかー。
カイン 「やはり、ファリスの御名の下に悪魔など滅びるのです!」
セイル 「はいはいはいはい。あ、どうもありがとうございましたーっ」にっこり。ずるずるずるずる
GM 依頼者、酷い扱い。
セイル だってほら。まあねえ。はっはっはっは。

GM で、一泊していいですか?
セイル 「酒場いきましょーっ♪」
カイン 「・・・」
キバルト どうぞ、ぼくは普通に寝ます「明日は森の探索かあ」
GM カインも寝てしまった。
セイル 「あ。情報収拾ですからね?」>カイン
セイル ということで、酒場で話しつつ酒をがんがんいっている神官。
GM 客はいるけど情報なし(笑
セイル ちぃ!!それは残念!では五杯でとめておこう。寝酒寝酒。
キバルト 2日酔いにはキュアポイズン
セイル 『酔狂な神がいらっしゃったら直してね〜』ごにょごにょ、すっきり☆
GM (んなところでMP使わない。)
セイル つかってへんよ(笑)いつでも目覚めすっきり☆ふっふっふ〜

少年たちの願い

GM で、次の朝。
キバルト では、森へ・・・ってどれくらい広いんだろ?
GM 宿屋を出ようとする君たちの前に少年たちが6人ほど現れる。
少年 「あんたたち、強いんだろ?」
セイル 「強いの?」首かしげ>キバルト
キバルト 「いや、からっきし」
少年 「・・・」
キバルト うでっぷしはからっきしってことで
GM 強く見せようという気概はないのか。
セイル ない。(きぱっ)
GM 冒険者失格じゃ・・・
セイル いいんだよ、人間ありのままで。
GM いや、冒険者稼業それで客つくのかよ?
キバルト 強くはないんだ。頭はよく・・・もなかった(16)
セイル ついてるではないか、カインが☆
セイル 「ってことなんだけども。」>少年ズ
カイン 「少年、困ったことがあるならいってみなさい。」
セイル ちぇ。ファリス真面目すぎー。
GM カインの言葉に、少年どもは話し始める。「アンジェが、家に閉じ込められてるんだ!連れ出してよ!」
キバルト で、「もうちょっと詳しく説明してくれないかな?」
GM アンジェという少女が、家から出てこない。ということらしい。
GM で、彼女は母親と仲が悪いから、閉じ込められているんだ、と思っているようだ。
セイル 「ふぅん。その親子、そんなに仲わるいのー?」
少年 「アンジェのかーちゃんは、本当のかーちゃんじゃないんだ。」
キバルト 「怒られるような悪さをしたんじゃないのか?」
少年 「・・・してないよっ!」
セイル 「そなんだ、おとーさんは??」
少年 「都会に出てるって。おにーさんと一緒に。」
セイル 「おかーさんとアンジェちゃんて、閉じ込められるくらい仲悪いの?」
少年 「わるいよ!かーちゃんがアンジェをひっぱたいてるのみたんだよ!」
セイル 「ひっぱたくってそんなん、どこの家庭でもあるよぅ。うちなんてフライパンで殴ってるよ、おかーさま。」
キバルト 「そうか、それでこんな・・・」
カイン 「こんな・・・」
セイル 「んにゃ〜?なぁんかいったかぁい?」にぃ。>キバ&カイン
セイル ちっ、これで筋力が20越えてたらもっとキャラがたったのに!!(笑)
キバルト 「いえ、独り言です」

少年と少女

キバルト 「じゃ、ちょっとみんなで行ってみようか?」
GM で、アンジェの家の前。窓という窓には板が打ち付けてあって、扉も一緒。
キバルト もちろん内側からだよね<板
GM 内側からです。
セイル つーかこの場合、閉じ込められたっていうか……おかーさんも一緒に内側。あらら。

GM カインは、危険だから少年たちは家で待っていろと説得しているらしい。
キバルト ・・・危険なの?そうなの?
カイン 「人の家に入り込むんだったらなにが起こってもおかしくないから。」
キバルト みんなが心配してますよー、っていうのがいいかなーって思ってたんだが
GM そのくらいのことはしているようだが
キバルト 「全く返事がないのかな?」
GM 「呼んでも返事がないんだよ。」
GM で、カインは少年5人を帰したが、どうしてもついていきたいという少年がいる。
キバルト 「ほほーう」ニヤニヤ
セイル 「キミの名前は〜?」>青春ボーイ
少年 「僕は、レジスっていうんだ。」
GM 彼は、他の少年と違って、アンジェが悪い病気にかかったんじゃないかと思っている。
セイル ほほう!なかなか推理したね?
GM で、お見舞いにこの花を持って行きたい、という。
キバルト してその心は、じゃなくて根拠は?
レジス 「みんな隠してるけど、アンジェは倒れていたんだ。最後に。」
セイル 「……最後?キミが最後にアンジェちゃんをみたのは、いつのことなんだい?」
GM 5日前らしい。かくれんぼをしていて出てこないのでみんなで探したら、彼女が倒れていたと。
セイル 「……かくれんぼって、どこで〜?」ぜってーあそこだ、と心で呟きつつ。
レジス 「・・・教えない。」
キバルト おお、セイル相手にいい度胸だ
GM ・・・他力本願だなあ。
セイル っふっふっふ、キバルト……ちょっと痛い目にあってみるかい〜?(にこにこ)
キバルト はたして酔ったときのセイルとシラフの時のセイルと、どっちが怖いんだろうか。
セイル どっちもかわんねえ……
セイル 「ふぅん……それって、もしかしてあっちの森じゃぁな〜い?」さりげなく
GM 返事なし。
セイル 「沈黙は肯定と判断。さ〜て、いこうか〜、カインさん〜。悪魔払いかもしれないよ〜」

キバルト じゃあ、ドアを・・・どうやって開けるんだろ?
カイン 「そうだな。では、扉には犠牲になってもらおう。」
GM 数分後、肩で息をするカインと破壊された扉が。
セイル 「そぉ〜〜〜〜れぃ〜」応援だけ。
キバルト 「なんか押し込み強盗と勘違いされそうだけど・・・」
セイル 「ちがうの〜?」
カイン 「強盗ではない!」
キバルト ご近所の目が痛い・・・さっさと中にはいろうよ
GM 入った。
セイル 「お嬢さんを盗むんでしょ?」ちがった、お嬢さんの心をだ(古)

GM 一階を探索。
GM なにもなし。
セイル 「うー、ふつーの家。誰かいますかーすみませーんおじゃましますーダメっていってもはいっちゃいましたー」
キバルト どういうあいさつだ、そりゃ
セイル 「うーん。レジくん〜。アンジェちゃんの部屋って上?」
レジス 「二階の一番奥の部屋です。」

悲劇

GM 2階。他の部屋の探索を終えて、アンジェの部屋の前。
キバルト 一応ノックする?
セイル しない。ばたーーーん。「警察だー神妙にしロー。」
セイル (だんだんキャラが壊れてくり……)
GM いすに縛り付けられたアンジェと、その横に短剣を握った母親の姿が。
セイル 「わー。しゅらばらばらば〜」
キバルト ガチンコ風に・・・ってまじですか?
GM アンジェは、黒い髪を逆立てている。
セイル 「わー。悪魔ついちゃってるよ、やっぱし。」
GM その髪は、一本一本が意思を持っているかのように宙を漂い・・・
GM 手には緑色のうろこのようなものが浮き出している。
キバルト 母親は短剣をどうするつもりだ?
GM 右足が先で分かれていて、まるで足が三本あるかのようだ。
セイル 「あやや……完全についちゃってるなー」
GM 君らの侵入を見ると、母親が言う。「見られた・・・もうおしまいだわ。」
GM アンジェにナイフを突きつける。
セイル 「なんで?」きょとんとしたこえで。>母親
キバルト 「わあ、待った待った。まだなんとかなりますよ」・・・根拠はなんもないが
GM レジスは、それを見て動けない。花を手にしたまま。
レジス 「アンジェ・・・」それだけ。
セイル 「これ!」べし。「しっかりせんかい、男の子!」
GM そして、母親はアンジェの左胸にナイフを突き立てる・・・
セイル 「わー!まったまっったまったああああ!」だだだだ
キバルト 「はいはい、ちょっとあっちの部屋に行ってようか」>レジス
GM レジスは動かない。
キバルト じゃ、母親を止めよう
セイル 「レジ−!森のどのあたりで倒れてたの!?」
GM レジスは答えられない。
セイル 「レジス!!!!」ほっぺたばしーんっ
GM 次の瞬間、君らの目に映ったのは、アンジェの髪が母親を貫く姿だった。

セイル わーーーー!!!!!!
キバルト ・・・今回は何かシリアスだぞ・・・
セイル てゆか、ホラー?
アンジェ 「ナンデ・・・ワタシダケ・・・」
セイル おかーさんひっぺがして傷の具合みる!!!
キバルト まあ、お母さんの手当はプリーストに任せるとして、アンジェの方を見てよう
セイル おかーさん、命に別状は?
GM 母親は即死。
セイル げ。しんどんのかい!!!!!!

GM で、彼女の姿が、さらに異形化した。
キバルト どんな?
GM 腕のうろこは、皮膚が見えないほどに全身に広がる。
GM 昆虫の外骨格のように、黒光りする。
GM 足はもう7本を数えるほど枝分かれして・・・
セイル うーわー。セージ〜あれなに〜?ていうか外宇宙の神々〜?
キバルト ・・・こんなモンスター知ってたかな?
GM しらない。悪魔でしょ?

セイル 「ワタシダケ……っていったよね……あの子……」
セイル 「……誰?」
GM 近づこうとすると、アンジェの目がレジスを捉えた。唇が開き、なにかいおうとする・・・
キバルト わ、レジスをかばわなきゃか?
GM で、レジスはその瞳にとらわれたことに恐慌を起こし・・・
セイル おこすなー!サニティ!
キバルト 「こら、落ち着け!」
GM サニティ間に合わない。手に持った花を花瓶ごと、アンジェに投げつけた。彼女の顔に当たり、それは砕け散る。
セイル 触れるのね?ってもうおそかった〜
セイル とっさにレジスを抱えて床にぶっ倒れる!
GM アンジェの目から、赤い液体が一筋流れ落ちた。
セイル 「なにやってんの!あれはキミの友だちだろ!?どんな姿でも!!!助ければいいだろ!?」
GM 最後まで残っていた顔が、完全に失われた。そして、レジスに向けて針のごとき触手を飛ばそうとする。
レジス 「うわーーーーー!」
セイル ごろごろ。レジス抱えて廊下の方へ逃げる。
セイル 「キミも!アンジェちゃん、助けるから落ち着けってば〜〜!!」
GM セイルがかばうんだよね?10点を2回鎧などで減らしてください。
セイル ぎゃ。
セイル にゅ、ダメージなし?なのかな?

キバルト じゃ、とりあえずみんな部屋から撤退した方がいいかな?
GM で、戦闘モード。部屋から撤退するでもいいけど・・・
キバルト アンジェを倒すよりこうなった原因を取り除くべきだ。ここは撤退かなあ?どう?
GM で、どうする?逃げるか戦うか。
セイル ここで戦って勝てる可能性はあっても、彼女を救える可能性は低い気がする。
キバルト 僕はとりあえずドアを閉めて撤退、といきたい。
GM では、撤収で決まるかな。で、部屋を飛び出ると、彼女の触手と体当たりであっさり壁が崩れる。
セイル ぎゃ。
キバルト アンジェにまだ人としての心があるなら、おとなしく家の中に、って飛び出してくんの?
セイル これは……やるしかないのかな〜
GM 飛び出してきますよ。追いかけて。
カイン 「これで放置しては村に被害が出る!倒すしかないのか!?」
セイル 「したくないよ……だってこの子、まだこどもだよ!?おんなのこなんだよ!!」
カイン 「顔があるうちならまだ見込みがあったかもしれないけど、もう人である面影はなくなってる・・・」
セイル なくなったのは強制イベントじゃんか〜(笑)
GM そうですよ。だから何か?
セイル しくしく。レジ−のばか=

哀しい戦い

キバルト アンジェにサニティ、命がけだが
セイル ほんとに命かかってるぜ……
キバルト あ、遺失呪文で眠らせられるかな?
セイル  抵抗激しそう……ごーだ、遺失!
キバルト やるだけやってみるか「くそっ、大人しくしてくれよ!」13だ、ダメかな?
GM 寝ません。
セイル うわ〜、本当に失われてる……
キバルト おおおん、達成値が低いのか、そもそも効かないのか、それともマジに遺失呪文なのか・・・
GM 次、カインだろうな、20の。でも、とりあえず前線に立つだけ.
キバルト とりあえず気絶で押さえられれば・・・!
セイル 神官戦士とまほーつかいと90%神官でどないせよっちゅーん〜
GM 18のアンジェ。2本の触手がカインを襲う!回避、命中。で、ダメージなしか。

キバルト ここはレジーの愛で彼女の心を取り戻すんだ!といくのが小説などでは美しい(ありきたりな)パターンかと
GM レジスはおびえきっている。
セイル 「レジス……しっかり見ておいてよね!?キミが……あの女の子の、最後の糸をきっちゃったんだから……」
キバルト 「本当に切れちゃったのか?まだ繋げるんじゃないのか?!」
セイル 「もっちろん、無理矢理にでも堅結びしてやるよっ」
GM で、次はセイルかな?
セイル っていってもな〜きりつけちゃいけない気がするんだよね。
セイル サニティって接触だよね……死にたく無いなぁ
GM サニティってそんなに万能な魔法じゃないよ。せめてリムーブ・カースでもあればね。
GM で、カインのこの時点でのプリーストレベルは4だった。
セイル ひとつ上か……

キバルト プロテクションも焼け石に何とかかな?イベントとは言え母親即死だしなあ
GM だけどさっきはダメージ10だったよ?
セイル うん。鎧でカン。
キバルト そこなんだよな。演出と実際のデータとの食い違いはよくあることで(ワラ
GM 10でも人は死ぬって。
キバルト ま、あっちは一般人。こっちは鎧着た冒険者だしな

セイル うーん、落ち着いてもらってもすぐもどっちゃいそうだし……でもダメージくらわすの危険だよね〜っあう……
セイル ま、しかたない。斬り付けるしかないのかな〜……やだな……
キバルト 防御に専念しつつ、彼女の心に訴えかける
セイル 遺失呪文に専念して〜っ
GM こころ、残ってるかなあ?
セイル うがあ。マスターがそういうこといわないの。
キバルト さっきから嫌な誘導が多いな
GM 遺失も3分だけだよ?
キバルト いや、あれはパーティの基本戦略で

セイル きりつけまーす。13。7てん。
GM はじくけど。
セイル はじくなよ……(T T)
GM はじくないわれても。で、キバルト。
キバルト とりあえず前線二人にプロテクションかかった。
GM で、カイン。攻撃。はずれ。
キバルト こら、殴るな(ワラ
キバルト いいんだか悪いんだか
GM で、アンジェ。それぞれに攻撃。13で。さすがにカインには当たらんなあ。
セイル (8)むりちゅー・・・3てんもらった〜?
GM では、セイルの行動。
セイル う、このままではじり貧……ウロコにおおわれてて、黒光りする甲殻類っぽい殻、だっけ?
GM そです。
セイル そりゃ弾かれるよね……稲妻とかききそうだけど……
キバルト ライトニングは使えなーい
セイル とにかく切ってみるしかない!
GM 回避が11で、防御が9.
セイル よけられてるって。

GM では、キバルト。
キバルト ・・・もう掛ける呪文がない。レジーに声でも掛けてみるか
GM 頭を抱えてぶるぶる震えている。
セイル ……うう……(T T)
セイル うあ、なさけない……まるで迷子のキツネリスのよう。
キバルト 「おい!彼女を助けたくないのか!」
GM 頭を横に振るだけ。

GM で、カイン。はずれ。
GM アンジェ。二人に攻撃。カイン回避。
セイル (1ぞろ)ぶっ。コロンだかな……ダメージはなし。

GM では、セイルですね。
セイル むー。切り掛かっても意味はない……でもやることがみつからない……
セイル 「アンジェちゃん、きこえてないの!?なにが『ワタシダケ』なの!?」
GM 低く震えるような音がする。それがアンジェの返事のようだ。
セイル 声もだせないのか〜

GM で、キバルト。
キバルト ひたすらレジスに最後の望みを託して居るんだが・・・
GM レジスは震えるだけ。
キバルト この調子ではなあ。レジスにサニティ効くかなあ
GM またアンジェ見ればまた恐慌すると思うです。
セイル まあ、普通の村の普通の少年にとっては、すさまじく恐ろしいものだろう……
キバルト ・・・また嫌なことを。死なない程度にダメージを与えて活動停止させるしかないのか
セイル そのまえにこっちが死ぬ。
キバルト しょうがないか・・・!二人にエンチャント
キバルト かかった。打撃力+5ね
セイル ありがとー!

GM カイン命中。エンチャあるから・・・18点ダメージか。
GM アンジェの攻撃。二人とも回避。カイン回避。
セイル 「もっと鍛えとけば良かったよー」いててて ダメージなし……
キバルト ダメージを喰らうと一瞬アンジェの顔が・・・て無い?
GM もうないです<顔
キバルト はあ、こりゃ本格的にダメか。

GM で、セイル。
セイル 「もーっ……どっちの子供もいいかげんにしろー!」8・・・あたんないあたんない

GM キバルト。
キバルト 本格的にすることがない。ひたすらアンジェに声掛けてるだけだろうな「目を覚ませ!」って
セイル そこのキツネリスをつかまえて、そとに連れだすってのもあり。でもどうせ怖がってるだろうな〜
GM カイン。23点・・・出目が極端だなー。これだからNPCは・・・
キバルト ありゃ?もう外に出てしまったんじゃあ
GM で、アンジェはゆっくりとその動きを止めた。
キバルト そして人間の姿に戻って「ありがとう」って・・・無理か
GM いうとおもったでしょ?でも、彼女は化け物のまま生命を終わるんだな。もちろん何もしゃべらない。
キバルト ふう・・なんてこった・・
セイル うあ。あっさりしんじゃった……
セイル 「……しんじゃったよ。もう、いないよ。お花を悦ぶ女の子。」しゃがみこんで、神に祈りをささげます。

怒りの・・・

カイン 「悪魔め・・・いきますよ!森へ!このような事件が二度と繰り返されぬよう、元を断たねば!」
キバルト そのカインの意見には全面的に賛成だが
キバルト 何故彼女がこうなったのか子供達に聞けないかな
少年 「よく、わからない。けど、アンジェが倒れていたときに、レジスが気がついたんだ。首筋に、気持ちの悪い虫の羽みたいなのが刺さっていたんだ。」
GM レジスは、頭を抱えたまま泣いている。
キバルト なるほど。 セイル 虫の……羽……うげげげげげげ(虫嫌い)
キバルト レジス・・キバルトの年だと許せないかもね
セイル 「なんでないてるの?哀しいから?悔しいから?」虐めてもしかたないってのはわかってるけどね〜。くそー。
GM 返事もしない。ただ、泣くだけだ。
キバルト 恐らく、こんなヤツはほっといて森に向かう、という行動をとるかと。彼へのフォローは徳の高い坊さん達に
セイル どっかにいるん?そんな人。
キバルト カインもそこまで融通効かないか。セイルは・・・
GM カインは怒りが先に立っているからねー。
キバルト それはこちらも一緒。結局似たもん同志か(ワラ
GM プレイヤー一緒だから
セイル セイは、そこまで許せない、と怒り切るわけじゃあないけど、やっぱし悔しいだろうねえ。無力なのに。

GM 精神点は回復させて。出発は明日。
セイル まあしかたないから、村の人にレジ−を託して、アンジェの状態話して……
GM 少年たちに任せれば間違いはないだろう。
セイル アンジェの身体の上に、一杯のお花つんできて散らして……ゴメンね、っていって寝ます。酒のみません。おおう。

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