いつものはじまりと、新たなる探索者
GM 例によって、ここはカルザントの街、「旅の神の導き亭」。客席数120を数える、世界でも有数の冒険者の店。
GM で、今日は皆さんこの場にいますか?いないと宣言するのは自由ですが合流のことは考えてくださいね。
ロナード います
タオ とりあえず居ます
フィロ いつものように、カウンターの隅で牛乳飲んでます
キバルト たまには居ようかな?
GM ということで、全員いる。ほかの冒険者グループもずいぶんと今日はいる。
タオ これって、私も知り合いですかね?
GM 知り合いかどうか、それはプレイヤー間でご相談の上決めてください。
タオ 私はどっちでも良いですが…
キバルト 120席もあるなら、お互い知らない冒険者も居るんだろうな
GM では、キバルトの進言により知らないということで。
キバルト え?いいの?
タオ ほいほい>知らない
GM 第一部では毎回知らないもの同士がどうにかくっついて仕事をしたものです。
追い返される依頼人
GM で、今日も今日とて扉が開かれる・・・
GM 今回入ってきたのは、中年の男。身なりがいい。
キバルト 120席もあるなら、俺らに仕事は回ってこないかもしれない
フィロ そうですね、しかもフィロの懐は結構暖かい
キバルト でも、観察ぐらいしとこうか
GM 一応君らは10本の指には入るくらいの有名冒険者だよ、この店では。
タオ 普通に見ておこう
GM マスターのほうにいって、何か言い合っている。喧嘩のようには見えないが、言い争いくらいではありそうだ。
タオ 普通にマスターの方に寄っていく
GM タオが寄ってくるのを目で制して、マスターの言い争いは続く。
タオ 両手をあげて、近くの椅子に腰掛ける
フィロ 面白そうだから、耳をピンと立てて盗み聞きします
GM 盗み聞きは技能で。
ロナード 稼がないといけないからおらも近づく
GM やはり、ロナードも近寄らないように制される。
フィロ 盗み聞きしてみました。14.
GM 14・・・周りの宴会をやっている冒険者の声で聞き取れなかった。
フィロ むっ、さすが年末、忘年会でもやってるのかな
GM 年末・・・なのか?寒いぞ。
キバルト 「・・・今年はしょぼかったな」「・・・来年は一山当てたいなー」とか?
GM しかし、なにか聞き取れる単語だと、フウォイオン、地震、キルクリフトという単語が聞き取れる。
フィロ う〜ん、それだけじゃなー
GM ちなみに、キルクリフトとはこの町の属する国の三大諸侯のひとつ、キルクリフト家のことだろう。
GM そういえば、この男の肩にチラッと見えた紋章がキルクリフト家のものだったような・・・
ロナード 「フウォイオン?なんだべそれ?」
タオ それって、私も聞こえてるの?
GM 聞こえているのは、聞き耳のフィロ・近寄ったタオ・ロナードか。
GM フウォイオンを知りたければ冒険者+知力。ただし、聞こえている人だけ。
フィロ むむ、政治関係の話かな。政治の話は興味なし。他の冒険者のやってる忘年会にでも加わろう
フィロ でも一応判定・・・ピンゾロ―さっそく10点ゲットだぜー
フィロ ロールプレイとダイス目が見事に合った
GM 興味なし、と
ロナード じゃあ、知力判定は13.
タオ 15.
GM タオは、フウォイオンといえば、三大諸侯のどこにも属さない中立貴族のひとつであることを思い出した。
GM そんなこんなしているうちに、男はあきらめたように帰っていく。
キバルト さようなら、僕の経験点
タオ 「いまのは、なんだったんだい?」
ロナード 「そうだべ。フウォイオンってなんだべ?」
マスター 「ああ、政治家の陰謀だ。この店を権力闘争に巻き込むなといつも言っているのに。」
マスター 「フウォイオンか・・・」説明する。上記の説明に、アルデハワイド・キルクリフトの2つの諸侯の領地に挟まれたところに領土があることを教えてくれる。
フィロ サンドイッチだ
GM ちなみに、この国は諸侯の下に貴族がいるピラミッド型の権力構造をしていて、今現在比較的安定している。
タオ 「権力闘争ねぇ。暗殺…だったらギルドいくだろうし、なんか盗んだりでもしろってのかい?」
タオ 「それとも、傭兵あつめかい?」
キバルト 盗みでもギルド行くんではないかしら?
タオ まあね(笑)でも、頼めることのレベルが違うので
マスター 「フウォイオンを傘下におさめたいらしいな。アルデハワイドの連中も前同じような依頼をしにきたし、何かあるのかもしれん。」
マスター 「どちらにしろ、この店では政治的な話には首を突っ込まないことにしている。」
キバルト そんなん、冒険者の店に頼んで、どうせいって言うんだろ・・・
ロナード 「貴族だべか、おらには縁のない世界だべ。それより何か仕事はないべか?」
フィロ 「そうそう、政治の話なんかに手出したって面白くないって」と、忘年会のテーブルから戻ってきた
マスター 「仕事・・・この人の山を見ろよ。みんな仕事がなくて暇なんだ。」
フィロ 「そうよねー、なんか盛り上がってるように見えて、テーブルの料理が少なかったし」
ロナード 「困ったべ・・・このままじゃ来月には食えなくなるべ・・」
タオ バードの噂知識します。15.
GM フウォイオンで、遺跡が発見されたらしい。そこにある宝は古代王国の遺物らしい。
タオ 「政治はともかく、古代王国の宝は面白いかもよ」小声で呟く
フィロ 「んっ、古代王国の宝? 」
フィロ 「どいうこと、それ。ってあなたは誰?」
タオ 「噂ですよ。噂(笑)。初めまして、私はタオと申します。」
フィロ 「初めまして、あたしはフィロ、詳しく話を聞かしてくれるかしら」
タオ 「なんでも、古代王国の遺跡が発見されたという話ですがね…」
タオ これまで、フウォイオンって、周りの領地から狙われてた経緯ってあるの?それとも、遺跡発見の噂以降?
GM 遺跡が発見されるまでは、特に近隣から狙われていた様子はない。さっきの判定でこのくらいまではわかったことで。
タオ 「急に周りから狙われるようになったということは、単なる噂ではなく何か有るかも知れませんね。」
フィロ 「うーん、暇だから、遺跡探索だけだったら首を突っ込みたい所だけど」
フィロ 「ロナードはどう思う? 」
ロナード 「遺跡だべか?宝があるなら行きたいべね」
タオ 「それなら、いずれかの貴族に雇われた方が無難ですよ。下手に宝を手にすると、貴方が狙われかねない。」
ロナード 「殺されるべか?」
フィロ 「そうね、その方が安全ね」
タオ 「まぁ、面白いかどうかはアレですし、正しいかどうかも別ですが」
GM そんなこんなで、何もなければ次のシーンに移りますが・・・
フィロ じゃあ、悩んだまま結論は出ずって感じで次のシーンいってください
キバルト どうぞ、キバはずーっと忘年中です
フィロ 忘年中だったのか
キバルト 忘年中・・・酔って管巻いてるかも知れん
GM 飲めないくせに無理するから
フィロ 酔ったキバルト、どんなになってるのか、凄く気になるかも
タオ とりあえず、なんとなく他のキャラと打ち解けていられれば、このシーンは十分です(笑)
新たなる依頼人
GM それでは、次のシーンも当然「旅の神の導き亭」。
GM そして、扉が開かれるところも同じ。
GM はいってくるのは、二人組。まさしく貴族然とした格好の20歳前後の女。
GM 余所行きのドレスのような服を着て、庶民を寄せ付けないようなオーラを放っている。
GM この店に貴族の娘が入ってきたことはないことはないが、アリシア(第一部PC)やエルフォナ(第一部NPC)のような親しみやすさはまったく感じられない。
GM もう一人は、彼女の従者兼護衛役だろう。身長は2メートル近く。物騒な大きさの両手剣を抱えている。
GM 彼女は、やはりマスターのほうにいって何かやりあっている。
ロナード 「はぁー、でかい男だべ」
フィロ 珍しいと思いつつ、盗めそうなものはないか気付かれないよう注意しながら目で追ってます
GM 男の警戒とオーラで手を出せそうもない
フィロ 仕方がないので、すぐに諦める
タオ アルデハワイドの紋章が付いてたりしないかなと見てみる
GM 隠されてもいない紋章が入っているが、それはアルデハワイド家のものではないようだ。
タオ フウォイオンでもない?
GM フウォイオンのような小さな家の紋章を知っているにはよほどいい目を出してもらわないと・・・
タオ バード?冒険者?
GM 冒険者です。
タオ 15。
GM 無理です。わかりません。
タオ あとでマスターに聞こう(笑)
GM そのやり取りは10分ほど続いたが、マスターのほうが最後は折れたようだ。
GM タオのほうに、その二人を連れてくる。
タオ 「お仕事のお話ですか?」
マスター 「この場だと多少物騒だ。この話に興味があるなら、裏で話を聞いてみないか?」
タオ 「はい、お伺いしてみたいと思います」
マスター 「まあ、一人では危険だ。何人か仲間を連れて行ったほうがいい。」
タオ さっきから話している2人に目線を流す
フィロ 「暇だから付き合ってもいいけど、依頼の内容によるわ」
ロナード 「おらも連れてくべ!」
フィロ 「もう一人、呼んで来ていい? こういった依頼の話の時は彼がいてくれた方が楽なのよ」
ロナード 「そうだべな」
ロナード 「キバルトはどこだべ?」
フィロ 「呼べば来るわ、さっき酒場に居たの見かけたもの」
キバルト そこらで真顔で、グラスを見つめて、突っ立っている
ロナード 立ったままKOされている
フィロ 「あっ、いた、キバルト、ちょっとこっちに来て」
キバルト 「・・・ああ、フィロ、実は聞きたいことがあるんだ」真顔で
フィロ 「なっ、何よ」とちょっと引き気味
キバルト 「さっきからずっと考えているんだが、どうにも結論が出せないんだ。君の意見を聞きたい」真顔で
フィロ 「だから、なんの話よ」
キバルト 「味噌汁ご飯は、ご飯に味噌汁をかけるのか、味噌汁にご飯を入れるのか、どっちなんだろう?」真顔で
キバルト たいぶやられてます
フィロ 「はぁ!? 何? ミソシルって、そんなの聞いたこともないわよ」
フィロ 「キバルトあんた、酔ってんじゃないわよねぇ マスターバケツ一杯の水持ってきて」
マスター 「ほれ、目を覚ませ。」ばしゃ。
フィロ 「マッ、マスターそんな口では言い出せないほどの量の水をかけるなんて・・・」
ウェイター 「ああ、店をぬらして・・・あとで掃除するの俺なんだぞ・・・」
キバルト ぶっ「・・・あれ?ここはどこ?」
タオ …この人たちと仕事して大丈夫なのだろうか<心の声(爆)
フィロ 「ともかく、キバルト、目ぇ覚めた。ちょっとこの人の話聞いてくれる?」
キバルト 「たしか、忘年会ってことだったはずだが・・・はて?」
キバルト 「とりあえず、水で体が冷えた。マスター、酒を・・・」
GM マスター、キバルトを完全無視。
GM では、奥に連れて行かれる。
フィロ きっとこっそり、キュアポイズンの魔法を唱えたんだ(だれが?)
ロナード ははは(笑)
キバルト 寒空に大量の水か、今度はキュアディジーズでも必要になりそうだな
依頼は権力闘争
GM で、客室のテーブル。
女性 「で、あなたがたは今日ここで聞いた話、決して他言しないように。依頼を受ける受けないは別として。」
タオ 「その程度の常識は持ち合わせております」
フィロ 「そんなこと言われなくとも、心配しないで。誰にも言わないって、約束する」
女性 「結構。では、今から依頼について話します。」
キバルト また一物ありそうな女性依頼人か・・・デジャヴが・・・
フィロ しかし、男でも変わらないような気も
女性 「私は、フォラセラ=フウェイオン。当主アンドリーの娘です。」
フィロ やっぱり、政治関係かと落胆します。顔には出しませんが
キバルト ふうぇいおんってなんだろう?
キバルト 15、知らないかもなー
GM 上で説明した程度のことはわかっていいです
フォラセラ 「わが領内で、神器のひとつではないかとされるクェイク=スタッフが見つかったのです。」
フォラセラ 「それを保持していることで、ほかの諸侯に圧力をかけられるため、それを手にしようと諸侯が暗躍しています。」
ロナード 「クェイク=スタッフ?なんだべ?」
キバルト そっちは知ってるかな?
フォラセラ 「クェイクスタッフ・・・それは、大規模な地震を起こすことができる杖です。」具体的には、震度6強くらい。効果範囲は半径10キロメートル。
キバルト しかし、クェイクスタッフ・・・まんまですな
フィロ ソードワールドのマジックアイテムは大抵そのまんまのネーミングですよ
フォラセラ 「我がフウェイオン家にとって、このような杖は邪魔になるだけ。そこで、その杖を無力化させようと考えました。」
キバルト ずばり、無の砂漠に持っていって、捨てる
フォラセラ (違うし)「魔法の道具を無力化できるアイテムを手に入れました。それを使って効果を消滅させてほしいのです。」
ロナード 「それはすごいべなあ。でも危険はないべか?」
フォラセラ 「直接触りでもしない限り危険はないものと考えられます。」
フォラセラ 「報酬は、成功報酬で10000.」
キバルト 高っ
フィロ 割る4で一人2500
キバルト ・・・やっぱりか
タオ 「既に手に入れていらっしゃるのに…消滅の手順が危険なのですか?」
フォラセラ 「その指輪を杖に接触させて、上位古代語のキーワードを唱えるだけです。それほど難しいことはありません。」
フィロ 「それだけなら、自分でやればいいのに」
フォラセラ 「ちなみに、杖はまだ遺跡にあります。しかし、その遺跡の地図と伝えられるものは我が家に伝わっています。」
ロナード 「なんだ、じゃあまだ取って来てないんだべな」
フィロ 「なるほど、あたし達に遺跡にもぐって行って無力化してこいっていうのね」
タオ 「失礼ですが、売却等については、お考えにならないのですか?」
フォラセラ 「持ち出したりしてもし杖が効果を発揮してしまったら、我が領地に被害が出てしまいます。安全策をとるべきです。」
フォラセラ 「それに、我が家がこの「事件」にかかわっていることを知られてはいけません。なぜかは、わかりますね?」
タオ 「中立を保つ事が、最優先という事ですか…」
キバルト ということは、他の二家から逆恨みされるのも、我々の仕事ということに・・・
フォラセラ 「そういうことです。あの二侯に、隙を見せてはいけません。」
キバルト 「その杖が見つかったのって、何時ごろなんですか?」
フォラセラ 「すでに1月がたとうとしています。対応策を検討していたのであって、手をこまねいてみていたわけではありません。」
フィロ 「今回の依頼で、あたし達がどっかの誰かに恨まれるようなことはある? 」と確認の意味をこめて聞きます
フォラセラ 「自ら手にすることを期待はしているでしょうが、もう手にしたつもりでいることはないでしょう。よって、失われたことで自らの直接の損失を感じるものはいないはずです。」
タオ 「これは我々が心配することではありませんが、杖が失われたことを納得させなければ意味がありませんよ」
フォラセラ 「それは大丈夫です。その先の方策はすべて打ってあります。」
タオ 「なるほど。失礼致しました。」
フォラセラ 「・・・もう、質問はありませんか?この依頼を受けてくださるかどうか、確認してもよろしいか?」
フォラセラ 「ここのマスターも、この国の危険を回避するため、協力してくれることになりました。」
タオ 「その下世話な話で申し訳ないのですが…その遺跡で見つかる他の遺物に関しては?」
タオ 「また、遺跡内部での危険性について、お話をお伺いしておりませんが…」
フォラセラ 「あなた方に依頼しているのは、あくまで杖の無力化です。遺跡のほかの部分に関しては、変更を加えていいといっているわけではありません。」
フォラセラ 「遺跡内部の危険は、すべてあなた方のリスクとしてこの依頼に含まれています。」
タオ 神器と称されるマジックアイテムのガーディアンとやりあうのか…2500で割が合うと良いなぁ(爆)<心の声
キバルト 「で、我々だけで行くんですか?誰か監視役が同行したりは?」
フォラセラ 「監視役として、この杖を持っていってもらいます。」
キバルト 杖?どんなん?
GM 杖は、何らかの魔力を秘めているらしい。杖の先端部に、目のような彫刻がある。そういえば、横には耳のような・・・
キバルト やーなデザイン・・・
フィロ あまり持ちたくない杖だなぁ
フィロ 「遺跡の中がどうなってるか、知っているの?」
フォラセラ 「先も申しましたが、遺跡の地図とされるものは我が家に伝わっています。」
フィロ 「地図だけね、あたし達が行って先に遺跡が荒らされてても、あたし達に文句は言わないでね」
フォラセラ 「順路については、杖からあなた方に伝達します。」
フィロ 「どうする、皆? あたしは別に引き受けても良いけど」
フィロ 割に合わなかったら、依頼が終った後に色々とすればいいよ
タオ まあね>色々<最悪系だと杖売っちゃうとかね
タオ え〜、↑はキャラの声ではなくプレイヤーの心の声です(爆)
キバルト あ、指輪とやらは?
GM 指輪は受けるのが決まってから渡されるようだ。
ロナード 「おらも賛成だべ。2500ももらえるなら断る理由ないべ」
タオ 「ま、なんのかんの言っても冒険者ですから」
キバルト 「まあ、遺跡には興味が・・・」思えば私は学院生じゃないか。遺跡遺跡
男 「わかっているとは思うが、任務の最中によからぬ気を起こさぬことだ。」
フォラセラ 「エイバル・・・あなたは余計な口が多すぎます。」
キバルト 「・・・受ける、って言ったんだから信用してほしいですね」
キバルト って、「言って」はいないけど(w
GM キバルトは、ね<いっていない
キバルト ま、受けるのに異存はないですよ。けいけんちー
フォラセラ 「当然、契約の当事者としてわれわれはあなた方を信用します。」
ロナード 「あんたも一緒に来たらいいべ。あんた強そうだべ」
エイバル 「お前にはお前の任務がある、私には私の任務がある。」
ロナード 「それはそうだべな。おらにはおらの家庭があるしな」
杖 「決まったら、さっさといこうぜ。」
フィロ 「誰よ、今変な声だしたの」
ロナード 「な、なんだべ?!杖がしゃべったべ!」
杖 「俺だよ。杖がしゃべっちゃ悪いか?」
フィロ 「悪いわ、謝りなさい、びっくりしたじゃない」
キバルト ・・・こりはびっくり
タオ 「…これは、珍品ですな」
フォラセラ 「オビエド、やめなさい。これは、家抱えの魔術師オビエドがしゃべらせているのです。」
杖 「ちゅーことで、よろしくな。」
フィロ 「なんだ、そういうこと。こちらこそ、よろしく」
GM では、そろそろ場面を変更してよろしいですか?
フィロ 良いけど、指輪下さい
GM あ、指輪は渡しました。
フィロ 渡されました
GM 指輪の起動コマンドも聞きました。「パーフェクト・キャンセレーション」とほとんど一緒です。
キバルト しかし面白い杖だなー、色々観察してみたり
杖 「じろじろ見るなよ、照れるだろ?」
キバルト どうやって喋らせるんだろ?
キバルト 視覚情報も送られてるのか?
タオ 杖の目のような部分を手で覆ってみる
杖 「おい、みえねえだろ、やめろよ。」
タオ 「ふむ、一応プライバシーは確保できるのかな…」
フィロ 耳を引っ張ってみる
杖 「がさごそ音がするから耳を触らないでくれ。」
フィロ 「おっ、面白いかも、これ」
フィロ 妙に嬉しそうに、ぺたぺた触り始めます。
杖 「面白がるなよ。お前らは俺を仕事のために連れて行くわけだろ。」
杖 「でも、悪い気はしねえな・・・」
フィロ ぶんぶん歩きながら、振り回されても
GM それはさすがにとめるぞ。
フィロ そんなことをやりながら、冒険者の店を出よう
遺跡の前にいる男達
GM はい。では、遺跡の前。
タオ はやっ(笑)
GM 片道1週間ですが。
フィロ 杖はさんざん遊んだあげく、飽きたらロナードに渡します
杖 「男に持たせるな!男に!」
ロナード 強い握力でギュッと持とう
GM 痛みは感じないから大丈夫だけど。
フィロ 「もう、あなたの反応にも飽きたの、だいたい着替えを覗こうとするからいけないのよ」
杖 「見えるように着替えるお前が悪いんだよ。」
キバルト さ、地図見て入ろうか
GM 地図はもらってないよ。杖が導いてくれるだけ。
GM あと、遺跡の前に二人の男がいる。
タオ ええと、気づかれてる?
GM まだ気づいていないようだ。これ以上近づくと難しいかも。
タオ 気づかれないように物陰に伏せる
GM 伏せた。
タオ 「フウェイオン家で見張りを立てているのか?」
杖 「(小声で)あいつら・・・アルデハワイドとキルクリフトの連中だ。何を仲良くやっているんだ?」
タオ やっぱ違うか
タオ どんなことやってるように見える?
GM 入り口を見張っているようだ。
杖 「うちの見張りはどうした?まさか・・・」
ロナード 「これ(杖)を持ってると戦うとき邪魔だべな・・」
フィロ 「腰に下げておけばいいのよ」
ロナード 「キバルトに渡すべ」
キバルト 受け取りましょう
タオ 武装なんかは分かる?普通に戦士系?
GM 戦士のようです。金属鎧に盾、片手剣。
タオ あと、まぁ、倒れている人影とか…繋げてある馬とか、テントとかetc目に付くものは?
GM とくにこれといってはないようだ<馬とか、人影とか。 テントもない。
タオ 「そういえば、魔術師とのことだが、杖越しに魔法は使えるのか?」
杖 「そんな器用な真似はできないな。加勢できなくて残念だがよ。」
キバルト 遺失魔法は届くかな?
GM 魔法はもう少し近づいてください。
フィロ 二人の話している会話とか聞こえますか
GM 会話・・・とくにないようだ。お互い警戒しているようだし。
フィロ どちらの方向を警戒してますか?
GM 一応全方位。一番警戒しているのはお互い。
タオ できれば、物音を立てずに倒したいねぇ
ロナード 「見張りがいるということは中を漁ってる連中もいるべか」
杖 「倒しちまえよ。どうせ不法侵入なんだ。」
フィロ 幻の魔法とか使えますか?
キバルト クリエイトイメージは使えるが・・・
フィロ 第三者が、あの二人に近づいた時の反応を知りたいのですが、やっぱり敵対的ですかね
キバルト 幻でおびき寄せるの?どちらにしろ警戒されると思うが
キバルト あいつらの仲間なんて、知らんし、油断はさせられんのじゃないかなー
フィロ 警戒されても、あの戦士風の二人では、他の人に連絡する手段を持ってないでしょう
キバルト 大声を上げるとか(w
タオ 精霊魔法で声だけ遺跡内部から聞こえるようにして、"アルデハワイドorキルクリフトが裏切ったぞ!!"とか(笑)
フィロ まぁ、何も案が無ければサイレンスかけて突っ込みますか
タオ ま、やるしかないんだけどね
杖 「いけいけ〜」
キバルト 知恵の回らない魔術師が2人(w
ロナード 軽い魔術師だな(笑)
(杖「俺もか!!」)
キバルト だって遺失魔法ぐらいしか、2人同時に無力化できる方法思いつかん
ロナード 「じゃあ、行くべ」サイレンス作戦で
GM どんな感じで?
キバルト ソーサラーではなあ
ロナード 待てよコンフュージョンは届きますか?
ロナード いや、そもそも騒ぎになったらだめか
キバルト 雲が届かないということは、30メートル以上離れてるわけだが
GM コンフュどころかサイレンスも届きませんが。
ロナード うーん
GM 距離は50.
タオ 「私が1人で普通に歩いていって注意引こうか?ま、その時点で叫ばれたら終わりだが。」
タオ 「どっちにしろ、なんらかのリスクは必要だろう」
杖 「遺跡荒らしの振りして普通に襲えばいいんじゃないか?」
タオ 「それで普通に退治されたくは無いですが…」
杖 「俺が許す!」
フィロ マスター、相手に気付かれずにどの程度まで近寄れます?
GM 今の50が限界。
フィロ 隠密して近寄ってから魔法かけますか
キバルト この杖をほおりこむというのはどうだろう?陽動にはなるんじゃないかなー?
タオ ちなみに、ここら辺の地形ってどうなってます?逃げ出したら、逃げ切れるような地形です?
GM 別に何もないところだから、逃げようとすれば逃げられるだろう。
タオ 最悪逃げ切れるなら良いか…
GM もちろんスピードで追いつかれたらどうしようもないですが。
キバルト まあ、4対2なら負けはせんでしょう
フィロ 「めんどくさくなってきた、倍かけでスリープクラウド打ってよ」
フィロ 「そしたら、皆で一斉に飛び込めば良いじゃん」
キバルト 距離って伸ばせたんだっけ?
GM 可能。
タオ んじゃ、それで。
タオ 魔法後に、一応レジスト想定して突っ込むつーことで
キバルト すっかり忘れていた。では2倍がけでかけて・・・9!?
タオ 発動はしたねぇ(笑)
フィロ 発動しましたねぇ
タオ 同時に突っ込みます
GM 効かないなあ。
キバルト けむりがでたぞ!
ロナード 突っ込め!
フィロ やってしまえ
タオ だって、発動しちゃったら隠れても意味無いし<いっそ1ゾロなら(笑)
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