過去と未来をつなぐ手紙

GM 場所はいつものように、カルザントの街のなかにある、「旅の神の導き亭」。
GM しかし、今回はPCは誰もいない状況から始まるのです。
ルーカ いわゆる一つのマスターシーンですね
GM そうです。
GM その店には、10人ほどの客がいた。
GM その中で最も目を引くのは、中央付近のテーブルを抑えている4人の女性。
GM そこに、いつものように扉が開かれる。
GM 入ってきたのは、城のメッセンジャーだった。
GM 半年ほど前からこの店でよく見る顔だ。
GM 彼は、一枚の手紙をマスターに手渡すと、出て行った。
マスター 「お、アリシアからか。あて先は・・・レッドだな。」
エセル いきてたんだアリス。(鬼

自分の持ちキャラクタに対して、なんと言う暴言を。
レッド、アリシアともに第1部のPCですね。

GM その声を聞きつけたのか、女性グループの一人が、マスターのほうに近寄る。
GM 彼女は、コーラル=ブレイド。冒険者ではない。
GM まったく似ていないが、マスターのアンドレアス=ブレイドの娘だという。
ナアー マスターってそんな名前だったっけ
GM そんな名前です。ここで名前を出した記憶はありませんが・・・
ナアー こちらも記憶はないので初登場でしょうw
ダーケン マスター、名前なんてあったのか
GM ひどいいわれよう
ルーカ 最多登場回数を誇るキャラなのに
GM 確かに最多だ・・・いわれてみれば。

コーラル 「ちょっと貸して。」
GM そういうと、父親の手から手紙をひったくると、自分の席に戻り、無遠慮に手紙を開封した。
GM 彼女は手早く目を通すと、残りの3人にそれを示して見せた。
エセル 人の手紙よむなよー……
エセル と常識的な反応をかえすわたくし
GM しかし、今のあなたはアリシアではないのであった。
GM クレア=シュナイダー・マリー・ミハイラ=ヒルデブラント。
GM 4人は、急に声を潜め、何かを話し合っているようだった・・・
GM そんなこんなで第1シーンは終了。
ナアー 手紙の内容が気になるなあ

この4人ですが・・・マリーは第2部第8回PC。クレアは第1部第2回PC。
コーラルは名前も出ていませんが第1部第2回にウェイトレスとして登場。
ミハイラは初登場人物です。

暗闇に集う者

GM で、第2シーンになります。最初にこの場に登場する人を決めてください。
ダーケン じゃあ、いる。店の指定席で、闇晶石の作り出した闇に飲まれながら、奇声を発してる
ダーケン 「くーっくっくっく・・・くくくくく・・・・ひやーっはっはっは・・・・・・・」
GM うわ、話しかけづらいのが最初に登場してしまった・・・
ダーケン ちょっと一山当てて、大量の闇晶石を購入したのだ
ダーケン まあ買った闇晶石の8割は神殿に寄付したけど
ルーカ そんなもんもらっても、対処に困るのでは
ダーケン 残りの2割を大盤振る舞い。「くっくっく・・・いいなあ、なあ、いいだろう?くっくっく・・・」
ルーカ 私もいるー。「ダーケンさん、隣まで真っ暗になってるんですけど!?」
ルーカ 「あっ!」がたーんばしゃっ、と手元が狂ってエールをこぼす
エセル エセルは……多分寝てます
GM だいたい、ダーケンは誰に話しかけているんだ・・・
ダーケン さあ?
ルーカ 見えないお友達ができたんでしょうか?
ダーケン シャーマン技能に目覚めたかな?
GM シェイドかなんかか・・・<見えない
ルーカ ダーケンさん、小人さんは友達の数にカウントできないんですよ
ダーケン そもそもダーケン、友達なんているんか?
GM 自分で言うなよ。

GM でも、まったく意に介さず、コーラルはその闇に向かって歩き寄るのだ。
コーラル 「ダーケンさん?いま、暇?お仕事の話があるんだけど。」
ダーケン って、話しかけてくるのか?マジで?
GM コーラル、あきらめてルーカに話を持っていこう。
ダーケン うん、多分そうした方がいいとおもわれ
ルーカ でも私の机も半分、闇に飲まれてますが(w
GM 闇は気にしない。話を聞いてくれるかどうか。そっちが重要。
コーラル 「ルーカちゃん、暇?お仕事頼みたいんだけど。」
ルーカ 「はい、暇ですよ?」
コーラル 「アルダズって山知ってる?ここから東に2日くらいのところにあるんだけど。」
ルーカ 「えー…」GM、知ってます?
GM ここから2日弱歩いたところにある山の名前
ルーカ じゃあ知ってるでしょうね「ああ、あそこですか」
コーラル 「そこに洞窟があって、その中に魔術師の研究室があるんだって。」
ルーカ 「魔術師の、はあ」
コーラル 「そこに、ガラスの箱に入ったピンク色のバラがあるっていうんだけど、それをとってきてほしいの。」
ルーカ 「ピンク色の薔薇なら、花屋さんで買えそうなものですけど?」
コーラル 「・・・売ってるんじゃダメなのよ(ぼそっ)」
ダーケン 「花か・・・くっくっく・・・いいねえ・・・美しく咲いて、儚く、散る・・・・くーっくっくっく・・・」
エセル 「……目覚めがダーケンのこの声なんて……サイアク……」
エセル むっくりとおきあがります
ルーカ 「ああ、おはよう」でも闇の中

ルーカ まあ断る理由もなし。でも「私は懐具合も寂しくなってきたし、引き受けてもいいんだけど…」
コーラル 「じゃ、お願いね。中身を出さずに、箱のまま持ってきてね、」
ルーカ 「りょうかーい。…うーん、組んでくれる人を捜さないとなあ」
ダーケン 「くっくっく・・・」
ルーカ うっ(汗)
ルーカ 「…ダーケンさん? 聞こえてましたよね?」
ダーケン 「くっくっく・・・くっくっく・・・」
GM ダーケンだけは全員と面識があるんだよなあ・・・
GM そんな役割、彼に務められるとは到底思えないが・・・
ルーカ 「一緒に行きませんか?」と水を向けてみよう
ダーケン 「くっくっく・・・いいぜえ、オレでよければなあ・・・くーっくっくっく・・・」
エセル 「ZZZzzzzz」暗いから再び寝ている。

ルーカ お金の話は省略したけどやりとりしたってことでいいんでしょうか>GM
GM そうですね。金の話は出たっちゅうことで。
GM あとは、いくつかおまけがあるんで、4人の話を聞いてください。
コーラル 「私からは、この店のメニューで1人1品、好きなものをプレゼントするわ。」
クレア 「私は使わないから、この5点の魔晶石をあげるわ。」
マリー 「前、ある人からもらったこの石をあげる。」守りの石・・・生死判定に+2できる.
ミハイラ 「わたくしからは、この指輪を差し上げますわ。」指輪・・・貴族に認められた証。使用方法はいろいろ。
ダーケン えー、最後のってええのんか?
GM 最後の?そんなに問題になるような物体かな?
GM 確かにダーケンが持ってたらいやだけど・・・
ダーケン いや、認印みないなのを簡単に発行していいのかなー、と思っただけ
ルーカ 私は最後のが一番いいなあ。貴族の証、お金の証…
ルーカ より強い人からはより重要な情報を得られるのだ。お父さんのこともわかるかもしれない
ダーケン 店のメニューか・・・大した物ないんじゃないのか?フルコースとかあるの?
GM 単品だけです。そうたいしたものはない

ルーカ 私と同じ席にいたけど闇の中でお休み中の方にもお話を
ルーカ とりあえずエセルさんを揺り起こす「ちょっと、ちょっと」
ルーカ ぶにゅ「うわ、料理に手突っ込んだ!」
ダーケン 「くっくっく・・・もったいねえなあ・・・」
ルーカ 「ダーケンさん、とりあえずこの闇止めてくださいよ」
ルーカ 「これじゃ何がなんだか分かりゃしないじゃないですか」
ダーケン アイテムだからなー、自分でとめられないんでは?
ダーケン 「食べ物を粗末にしちゃ、いけないぜぇ・・・くっくっく・・・」
エセル 「……ルーカ……ごはんムダに……」
エセル 怨念のこもった目で。

主役、揃う

ナアー その時、扉の向こうから巨大な黒い頭も登場だ。「こんにちはマスター」
ルーカ 「頭でかっ!」
マスター 「・・・だれだ?おまえ」
ナアー 「いやだなあ、私ですよ。ナアーですよ」真に受け
マスター 「・・・ああ。わかった。」
ダーケン 「・・・おや、にいさん。ちょっと見ないうちにずいぶんと変わったなあ・・・くっくっく・・・」
ダーケン 「いいねえ・・・そのセンス・・・オレはイイと思うぜぇ・・・くっくっく・・・」
ナアー 「皆さんどうもこんにちは。お褒めいただき光栄です」
ナアー 「この頭にしてからというもの知識欲が一段と増しましてね、いいことだらけですよ」
ルーカ 我ながら、初対面のセリフが「頭でかっ!」っていうのはどうかと思った
GM 第三部のキャラでまともなのを探すのは難しい・・・
ルーカ 全員が(自分以外は)と付け加えたのだった

ルーカ それはそうと、エセルさんをちゃんと起こしましょう
エセル 「仕事で疲れてるのよ〜歳なんだから〜も〜」
エセル と、いいつつ起き上がります。「で、ナニゴト……」
ナアー わたしも好奇心のままに拝聴させていただきます
ルーカ えー、「お仕事を依頼されたんだけど、人手不足だから手伝ってもらえないかと思って」
ルーカ 「というか、もう一緒にやるってことで引き受けちゃった」
エセル 「んー、そうねえ。ってもう決まってるのね;OKOK」
エセル 「でも……まずはこのゴハンなんとかしなさい!」
ルーカ 「えー、だってそれはダーケンさんがー」
ダーケン ハテ?ワタシハイツモノトオリニシテイタダケデスヨ?

ダーケン (闇が消えたので)「くっくっく・・・もうお終いか。では、次を・・・」
GM ・・・だれかとめろダーケンを
ルーカ 止める止める!
ダーケン ちぃ
GM ボケが多すぎる・・・今回は突っ込み役のデッシュもいないし・・・

ルーカ えっと、これで戦士と神官と盗賊がいるわけか…
ルーカ 「魔術師の研究所なら、魔術師も一緒に行って欲しいところなんだけど」
ナアー 「よろしければわたくしも是非ご同行させてください」
ダーケン まあ、「くっくっく・・・久しぶりに会えたんだ、にいさん、一緒にいかねえか?くっくっく・・・」

実は、この上の3つのセリフはほぼ同時に入りました。

ナアー 「ありがとうございます。勉強させていただきます!」
ルーカ 「あ、頭大きい人は魔術師なんだ? ちょうどいいじゃん」
ナアー 「この頭の大きさが私の知識の大きさと思っていただいて差し支えありませんよ」
ナアー 知恵はないけどね・・
GM 知力24が「知恵がない」ですって。
ナアー ガリベンで知識は蓄えられても、知恵は経験で得るものでしょう
ダーケン じゃあ、マナライ辺りだと、すげえアフロなんだろうな・・・
ダーケン あ、やつはもうはげ上がってるか・・・
ルーカ 外付けハードディスク(カツラ)なんですよ<マナライ
ダーケン ん?ということは、はげると知識もなくなるのか・・・「くっくっく・・・気を付けなよ、にいさん・・・」
ナアー あくまで頭の大きさ!髪の量ではなく。どうでもいいかw

GM まあ、とにかく全員が依頼を受けることにはなったわけで・・・
GM 史上これほどまとまらない導入があっただろうか?いや、あるわけないだろ。(反語)
ルーカ そんなー! 私頑張ったよ!?
GM たしかにまとまったのはルーカのおかげだ、間違いない。

しらべもの

ルーカ ハイキング&研究所あさりの準備をしましょう
ルーカ アルダズ山の魔法使いについて予備知識が得られれば得ておきたいなあー
ルーカ 魔術師関係の情報網はシーフにはないのかな
ナアー 私が魔術師ギルドに行ってきましょう
ルーカ よろしくー。
ナアー 自分で知っている部分があればセージチェックもしたいですが。13.
GM 無理だな。わからない。
ナアー アフロの円周が縮まった
GM アフロはネタか。

GM では、魔術師学院にて。
研究員 「その洞窟には、昔、モゥド=ゴルグルという魔術師がすんでいたという記録が残っています。」
研究員 「いまは、エイドゥル=アンタレスト研究員が管理を任されています。」
研究員 「アンタレスト研究員は長いこと不在にしていまして、学院には戻っていません。」
GM 以上。
エセル 昔ってどれくらいだ……
ダーケン どうでもいいが、苗字まで付けられると、名前をおぼえきれないじょー
エセル メモしておきなさいっ
ダーケン ちうか、わし、苗字ついてないねん・・・ つД`)
ルーカ 人がいる研究所に勝手に踏み込むとまずいんじゃないの?(ギルドのお仕置きが怖い)
ナアー 「モゥド氏の所在も不明でしょうか」
研究員 「その魔術師は生死不明です。われわれがその名前を確認した時点ですでに所在は不明でした。」
ナアー 「そうですか。もうひとつ、アルタズ山には何か研究に適した要素があるのでしょうか?」
研究員 「それも不明です。その魔術師が研究拠点をあの地にした理由まではわかりません。」
研究員 「これはあくまで想像ですが、あの山には人が立ち入る可能性が低いからかもしれません。」
ナアー 「それなりの危険があるからだと」
研究員 「住み始めたと思われる当時は近くに人里もなく、街道からも離れているので、そう分析されているのです。」
ナアー 「何の研究をしているかも不明ということですか」
研究員 「魔法生物の研究をしていたようです。それ以上のことはアンタレスト研究員しか知りません。」
ナアー 「魔法生物。なるほど、何らかの実験をするには適しているのかもしれませんね」
ルーカ じゃあそのアンタレストさんに会うのが早道だと…でもその人は行方不明
ダーケン 花の研究とかはしてなかったのかな? (´∀`)σ〜〜電波、ユンユン
ナアー 「あたた、頭が・・・生物の他に、植物・・たとえば花の研究などはしていなかったのでしょうか」
GM アフロに寄生されている・・・
研究員 「特にそのような記録はありません。」
ルーカ なんだか、話を聞く限りは山に行くしかないっぽいねぇー
ナアー 「わかりました。どうもありがとうございました」退出
ナアー 「ということのようです」

ナアー では、現地調査に参りましょうか
ルーカ 前情報はもう十分かな?
ルーカ じゃあハイキング用装備と水と食料を調えて、ゴー
ダーケン 闇晶石持って、ごー
ルーカ 持っていくんかい!
エセル それはおいていくように!
ダーケン えー、ライト打ち消せるのに・・・
ルーカ 「持って行くのはいいけど、変な使い方しないでよ?」

意外な事実、発覚

GM では、久しぶりの野営シーンだ。
GM では、見張りの順番を決めてください。

前半がナアーとダーケン、後半がルーカとエセルに分かれることに。

ルーカ アフロが球形の暗闇と語らうわけですね
ナアー 「そうですね、ダーケンさんもこういう頭にされたら」云々
ダーケン 「くっくっく・・・しかしな、オレの髪は悲しい事に金色なのさ・・・くっくっく・・・」
ダーケン 「にいさんの様には、きまらねえよ・・・悲しいねえ・・・くっくっく・・・」
GM え?マジっすか?<金色
ダーケン うん、さっき決めた。
ナアー 「いいじゃないですか。遠くから見てすぐにダーケンさんだとわかりますよ」
ダーケン 確かに遠くから見ても、ダーケンだとはわかるだろうが・・・それは多分髪の色のせいではないだろうな
GM 意外と美形。でもあの性格・・・とか。
ダーケン じゃあ、そうしよう。
エセル しらなかったw
ルーカ ずっと前から金色だったじゃないですか、見てたでしょ(w
GM はい、信じられないような設定が生まれた中、結局何もおきませんでした。
ナアー 「では、後はお願いします」就寝
ダーケン 「くっくっく・・・あとは・・・頼んだぜえ・・・くっくっく・・・」
ルーカ 「了解。何かあったらすぐ起こすからね?」

結局、後半も何もおきず。

物言わぬ門番

GM では、次のシーン。洞窟の入り口までたどり着いた。
ルーカ 洞窟の入り口が見えるところで立ち止まらせて先行、付近の様子を探りたいです
GM では、洞窟前は生い茂った木が邪魔で射線が通らない。
GM 入り口前には、一体の骸骨が待ち構えていた。
ルーカ 骸骨ぅ!?報告に戻ったということで

ナアー では見に行きました
ダーケン 「くっくっく・・・にいさん、ありゃあなんだい?」
ナアー 17.「あれは」
エセル 「んー、骨格標本……(違)」
GM で、対象はスケルトンウォリアーだと確認しました。
ナアー 「スケルトンウォリアーですね」
ルーカ 骸骨戦士!「うわ、手強そうだね」
ダーケン 「くっくっく・・・番兵かね・・?」
エセル 「ってことは……それ、昔のかな?それとも……」
ダーケン 「奥の魔術師とやらがたてたんなら・・・やっちまうとまずいことになるかねえ・・・くーっくっくっくっく」
エセル 「ギルドの遺跡管理にしてはハードだなあ」
ルーカ 「他に入り口はなさそうだし…」
ルーカ 「何にしても突入するしかないよ」
ダーケン 「つうことは・・・やるしかねえなあ・・・くっくっく・・・」
ルーカ 強化しまくって突っ込むしかないかな
ナアー 「では、戦士のお二人に賦与魔法をかけますよ。ご覚悟はよろしいですか?」
ダーケン 「くっくっく・・・なかなか・・・派手な事になりそうだぜぇ・・・くーっくっくっく・・・」
エセル 「しーかたないなあ」
ナアー ではエンチャント・ウェポンをダーケンとエセルにかけます
ナアー 賦与成功。打撃力+5です

エセル 「んー。大体において、門番みたいのって合言葉とか、ない?」
ダーケン 「ま、ダメ元で試してみるかい?くっくっく・・・」
エセル 「合言葉、探してみる?それとも叩き潰しちゃっていい?」→賢いひとたち。
ナアー 「術者以外にはわからないと思いますが・・・。まあ、近づく際に何か言ってもいいかもしれませんね」
エセル 「ま、いくしかないかー」
ルーカ 「合い言葉になりそうな単語って何かあったっけ?」
ナアー 「モゥド=ゴルグル、エイドゥル=アンタレスト、アルタズ、ぐらいでしょうかね」


続き